婚活をしていますが、相手の年収が気になってしまいます

結婚・恋愛

結婚相談所に登録をして婚活をしています。人柄で選ぶつもりですが、私は人づき合いも仕事も要領がよい方でなく、共働きをする自信がありません。だから、相手の年収が気になります。どういうところを見れば、幸せな結婚生活が送れる相手だと分かりますか。(32歳・女性)

回答者:久保田 道代 生長の家本部講師補

相手を大切にしたいという思いが一番相応しい相手を引き寄せます

結婚相手にどんな人を選べばいいのか、自分の一生がかかっているのですから、慎重になるのは当然です。

相手の年収が気になる、とのことですが、高収入の男性を選べば幸せになれるのかといえば、あなたはそうは思っていらっしゃらない。「人柄で選ぶつもり」と書かれているのが、あなたが本当に選びたい人なのだと思います。

しかし、どんなに相手のことをリサーチして分かったつもりでも、結婚してみたら期待外れだった、ということもあります。

相手のためにできることを考えると楽しくなります

私は独身時代、一般的に男性は、女性が苦手な力仕事をしてくれるものだと思っていました。それが今、雪が降ると私が外へ出て雪かきをしている間、夫はストーブの前で編み物をしているんです。最初は夫に不満を抱いていましたが、あるとき彼がやらないなら、私がやればいいんだと思ったら気持ちがすっきりしました。「自分には無理」と思っていたことも、気持ちが前向きになると案外うまくいくものだと思いました。

相手に何か求める気持ちがあると、それが叶えられないとき心が苦しくなります。ところが、相手のために自分にできることをしようと思うと、実に楽しい気持ちになるのです。

結婚は、お互いが相手を思いやりながら、足りないところを補い合いつつ、二人で一番幸せなスタイルを探していけばいいのだと思います。

明るい感謝の心で過ごすことが大切です

人と人との縁は、自分の心の傾向と似通った人が、自分の周りに集まってくるという「親和の法則」で成り立っています。結婚相手に「収入」という条件を付けると、相手からも同じように条件を求められてしまうものです。どんな相手がいいだろうかと、相手を吟味するよりも、あなた自身がいつも明るく、相手を大切にしたいという思いであれば、その心に一番相応しい相手がきっと現れます。

そのためには、「なぜ結婚したいのか?」と、まず自分自身の心としっかり向き合ってみることが大切です。そして、自分の良さをもっと見つけてみてください。生長の家には、物事の明るい面を書き記す『日時計日記』(生長の家白鳩会総裁・谷口純子監修、生長の家刊)がありますので、活用されることをおすすめします。

世界で一番明るい心は「感謝」です。あなたの幸せを誰よりも望んでおられるご両親に、今与えられているすべてのことに、いつも感謝の思いで生活なさってください。素敵な伴侶と巡り会われますことを、心よりお祈りしています。

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