私は極度の緊張症で困っています。気心の知れた友達といる時はおしゃべりなのですが、集まりで話す時はどうしようもなく緊張します。初対面の人とも上手く話せず、顔が真っ赤になります。いい大人なのに恥ずかしくて、人前でも堂々としている人がうらやましいです。緊張が少しでも和らぐ方法が知りたいです。(A子・48歳)
回答者:丸山貴志(生長の家本部講師補)
緊張を少しでも和らげるためには、「神の子の自覚」を深めて、自分には勇気があると知ることが大切です。本当のあなたは神の子であり、無限の勇気を持っているのです。
生長の家創始者・谷口雅春先生は、『如意自在の生活365章』の中で、「常に自己が〝神の子〟であることを忘れず、物思う時にはまず『自分は神の子である』ということを三遍ぐらい唱えるか、想うかしてから何事でも決定するがよい。そうすれば、あなたの心の中に貧想や病念や禍の想念は決して浮かんでこないであろう」(246〜247ページ)とお説き下さっています。実際にこの言葉を三回くらい唱えてから実行すると、勇気が湧いてきます。
また、総裁・谷口雅宣先生は、『日々の祈り』の中で、「我はいま神の御前に座し、すべての人間の実相を感ずるに、すべての人々は我と同じく神の子であることを知るのである。神は我を通して御心を実現されるごとく、すべての人々を通じて神の御心を表現されているのである」(126ページ)とお説き下さっています。自分だけではなく、すべての人々が神の子であり、自分と一体なのです。それが分かると、自然と緊張も消えていくと思います。気心の知れた友達といる時はおしゃべりができるということは、一体感があるからだと思います。
私も練成会の中で、人前で話す機会があります。その時には、「自分は神の子である」ということを思い出し、『日時計日記』に自分の希望を記し、「すでに神の御心のままに○○が実現できました。ありがとうございます。」と書いています。『日時計日記』に書くだけでも、心が落ち着き、神様に全托した気持ちになり、落ち着いて話すことができるようになります。ぜひ神の子の自覚を深めるために、練成会にご参加下さい。