肺に影が見つかり、不安でなりません

病気

専業主婦です。健康診断は病気への不安を煽るようで避けていたのですが、先日、夫の強い希望で受けました。そうしたら肺に影が見つかり、精密検査を勧められました。多くは肺炎による炎症のようですが、がん細胞の影響でも炎症が起きることもあると知って不安でなりません。(A子・43歳)


回答者:大塚和富(生長の家本部講師)






お手紙拝見しました。健康診断で見つかった肺の影に不安を抱かれているとのこと。今まで健康で過ごされてきたことと思いますが、突然のがんの疑いで恐怖心に苛まれているご心境をお察しします。

しかし、精密検査を受け、現在の身体の状況を把握されたら良いと思います。たとえがん細胞が見つかっても、恐怖することはないと考えます。というのは、現在の医学はとても進歩していて、適切な処置を施してくれる医師の技術を信頼して、手術等を選択することも、不安を除く一つの方法だからです。

術後は、身体に備わっている自然治癒力が働いて健康を保ってくれることを信じ、すべてのものに感謝する生活を実践すれば、病気を招くことはなくなります。

私は今から十三年前に、不整脈が生じて動悸が起こり、心電図を取ってもらった結果、「発作性上室性頻拍」と診断されました。カテーテル心筋焼灼術(心臓カテーテル)を実施すれば、九〇%は再発しないであろうとのこと。この手術は十五年ほど前から実施され始めた、高度な医療技術であるとの説明を受けました。薬の投与でも動悸は抑えられるが、どちらを選択するかは本人次第と言われ、私は、専門医師に全幅の信頼を寄せて、心臓カテーテルを選びました。

その処置のお陰で今日まで再発せず、健康そのもので、七十三歳を超えた現在も、生長の家教化部長の業務を務めることができ、ありがたいばかりです。動悸が起こるようになったのは、極度のストレスによるものでした。

人間は神の子で、実相は完全円満であり、健康であるのが本来の姿というのが、生長の家の教えです。また、肉体は心の影で、病気の姿というものは、心の状態が影を映しているに過ぎないものですから、全てのものに感謝する心境になれば、本来の健康な姿が現れ出すでしょう。



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