フリーターから踏み出す勇気が出ない

仕事

大学を卒業してからずっとフリーターをしてきました。今は2つの会社を掛け持ちし、それぞれで結構重要な仕事を任されています。自由で気楽だし、特に不満はないのですが、この年になってこれじゃまずいと考えるようになりました。でも、正社員にならなければと思いはするものの、なかなか前に踏み出せないのです。どんな気持ちを持てばいいでしょうか。(F・E、35歳、男性)


回答者:葛原博康(生長の家本部講師補)

 


神様とつながることで相応しい仕事が得られます

2つの会社で重要な仕事を任されているということは、あなたが優秀で信頼できる人物であると評価されている証だと思います。まず、そうした2つの会社をはじめ、その周囲の方々に感謝の思いを伝えるとともに、自分自身を讃嘆し、認めてあげてください。

相談文を拝見すると、あなたは、現在の仕事に大きな不満を感じていないものの、フリーターであることから将来の自分に漠然とした不安を覚え、正社員にならなくてはいけないという思いに駆られているように感じました。その気持ちはとてもよく分かります。

では、最も自分に相応しい仕事を得るためにはどうすれば良いでしょうか。

生長の家創始者・谷口雅春師は、『新版 栄える生活365章』の中で、次のようにその秘訣を説いています。

「誰でも祈るとき、神の智慧が彼を導き、最もその人に適する仕事の場へと導き給い、自然に自己の社会的地位も向上し、自己の経済生活も豊かになって来るのである」(180ページ)

仕事を探すような場合、この文章にある通り、祈りによって神様とつながることが大切です。そこでお勧めしたいのが、生長の家独得の座禅的瞑想法である神想観です。神想観の実修法については、『新版 詳説 神想観』に詳述されていますので、ぜひお買い求めになり、お読みいただければと思います。

初めのうちは短くてもかまいませんから神想観を実修して、「私に最も相応しい仕事が既に与えられました」と祈ってください。続けることできっとあなたにぴったりの仕事が与えられ、安心した気持ちで日々を過ごせるようになると思います。



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なんでも相談Q&Aは、月刊誌『いのちの環』『白鳩』『日時計24』に掲載された内容になります。
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