体験談

自分の才能や喜びを文字で表し、高まる自己肯定感/岡山教区栄える会 黒住 昌江

2024年4月2日  

日頃から忘れっぽい私は、常に手帳とペンを持ち歩き、美しい景色に感動したことやちょっとした喜び、嬉しい楽しいと感じたことなどを、すぐに書き込むようにしています。実際に私の低かった自己肯定感が高まったのが、この手帳に書いた言葉の数々です。

私は介護保険の認定調査の仕事をしています。認定調査とは、市区町村の認定調査員が自宅や施設等を訪問して本人や家族に聞き取りを行い、要介護者の心身の状態を確認します。その結果により要介護度が決定されるため、非常に客観力が必要になる作業で、私は苦手に感じていました。

そのことを見透かされたように、同僚からの心ない言葉をかけられ、私はその言葉に引っかかってしまいました。その後はネガティブ思考で、この仕事を続けられるかと悩んでいる時期がありました。そのような時、いつも持ち歩いている手帳に「私はできる」や「できないことはもはやない」「私にはこんな強みがある」と、元気が出る前向きな言葉をどんどん書くことにより、自己肯定感が格段に上がり、自信をもつことができるようになりました。周囲からも認められるようになり、好みの分かれる対象者さん宅の調査にも「黒住さんなら」と任せていただけるようになりました。

文章を書くことが好きなので、生長の家総裁・谷口雅宣先生のFacebookページでの「信徒の皆さんもぜひ二百字日記を投稿してみて下さい」という呼び掛けに反応して、すぐに二百字日記を投稿させていただくようになりました。二百字日記を投稿することは、喜びの表現方法の1つだと感じています。達成感が味わえ、心が満足するだけでなく、その投稿に対して自分のことのように一緒に喜んでくださったり、笑ってくださったり、共感してくださった方々のコメントに感謝の気持ちを込めてお返事するのも楽しくて、「二百字日記」の魅力にすっかり、のめり込んでしまっている自分がいます。お一人お一人に返事をさせていただくことが、まるで愛の循環のようで心がホッコリし、コメントくださった方に親近感が湧くこともこの上ない喜びです。

また、私は二百字日記を書く前に下書きをするようにしており、それも楽しみとなっております。二百字に収めることは意外に難しく、清書しているうちに文章の言い回しが変わってきたりしますが、それも醍醐味の1つだと感じています。下書き用の日記帳の表紙の裏には、「自分ならではの素晴らしい才能を喜びをもって表現する」とマジックで書いています。内容は自分しか読まない日記帳なので、臆面もなく書いています。

Facebookグループ「投稿版『二百字日記』」は、優しい気持ちで投稿を受け止めてくださる方々ばかりなので、安心感いっぱいで今も投稿を続けさせていただいています。「こんなことを書いてどう思われるかしら」など気にせずに思う存分表現できる喜び、ちょっと気恥ずかしいこと、ドジなども包み隠さず表現できることが本当に楽しくて、次は何を投稿しようかとワクワクしています。皆さん是非お読みください。

2023年11月8日の二百字日記

 


コメントを残す