WEB版母親教室,知っておきたい地球のコト

2017.03「美しい地球を子供たちに」

2017年3月17日  

・美しい地球を子供たちに

・平和の種をまきましょう

テキスト『生長の家ってどんな教え?』谷口雅宣先生著

    『平和のレシピ』谷口純子先生著

 

万物を生長させる恵みの風を「恵風」というそうです。寒い冬を乗り越えた木々の枝々の新しい芽のふくらみに、新しい出発に希望をふくらませている子どもたちの成長が重なります。恵みの風を受けて、新芽をいっぱい伸ばしてほしいですね。

2011年3月11日の東日本大震災から6年が経ちます。亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、神・自然・人間の大調和のうちに復興が進みますことを祈念いたします。

今月は、「美しい地球を子供たちに」「平和の種をまきましょう」です。

 

私たちのいのちは、すべてのいのちと神において本来ひとつのいのちです

生長の家総裁・谷口純子先生は、御著書『平和のレシピ』の中に次のように、お書きくださっています。

 

『大自然讃歌』(生長の家刊)の「自然と人間の大調和を観ずる祈り」から、一番最初の文章を読ませていただきます。

 神の創り給いし世界の実相は、自然と人間とが一体のものとして常に調和しているのである。自然は人間を支え、人間に表現手段を与え、人間に喜びを与えている。それに感謝し、人間は自然を愛で、自然を養い、豊かならしめているのである。両者のあいだに断絶はなく、両者のあいだに争いはなく、両者のあいだには区別さえもないのである。

人間と自然との本来の支え合い、与え合いの姿—–自然と共に伸びるライフスタイルに転換するためのいろいろな方策の根本には、この人間と自然とは本来一体のものであるという信仰があるのだということを、まず最初にしっかりと心に留めていただきたいと思います。(197~198頁)

 

18世紀におきた産業革命以降、経済発展のための森林破壊、化石燃料の過剰使用によって、CO2等の温室効果ガスが大量に放出され、世界の人口が70億を超えた現在、人類のエネルギー消費量は膨らむばかりで、このままでは地球自体がこのままあり続けるかどうかも危ぶまれています。森は酸素を生み出し、生物を養い、海を豊かにしてくれているにもかかわらず、多くの人が物質的なものに振り回され、私たちの生活が、そのようなすべての生命を育む大自然や太陽のおかげであることや、慈悲や、思いやり、平等心といった宗教心を忘れかけているように思います。地球環境を構成するすべてのものが、私たちの肉体を支えてくれているからこそ、私たちは今ここにいます。そして、自然界は、多種多様な生物が存在することで、バランスが維持され、お互いに与え合い支え合って結ばれていますから、一つの生物種がなくなると全体のバランスが崩れはじめます。天地の万物、すべては神の生命の現れであり、自然と人間とが、一体のものとして常に調和しているのがほんとの姿(実相)です。現代に生きる私達が生きていくために、本当に大切なもの、本当の幸福は「自然との大調和の中にある」ことに気づく必要があります。

 

自然と調和したライフスタイルへ

生長の家白鳩会総裁・谷口純子先生は御著書『平和のレシピ』にまた次のようにお書きくださっています。

すべての命あるもの、命なきもの、すべてのものが神において一体である。一体であるということは、私たち人間と、天地一切のものは、同じ命のつながりの中にあるということです。私たちはそれを信じるがゆえに、他から奪わない、他に与える、そういう生き方をしていこう—-そういう根本的な信仰をもって、私たちのライフスタイルを変更していきたいと思います。(211~212頁)

 

私たちは、誰もが幸せを願い、平和を願い、子供たちの生きる世界が明るいものであってほしいと思います。が現代に生きる私達の生き方が未来世代の運命や生存を大きく左右することが明らかになった今、単なる消費者ではなく、私たちの生活の選択がどういう結果を次世代に及ぼすかを、少し想像力を働かせて自ら考え、信仰に基づく「倫理的な生活者」として日々の選択をしていくことが必要な時期になっています。

日常生活の中で、私達が何を買うのか、何を食事として食べるのか、消費したものをどのように使い、どのように廃棄するのか、エネルギーをどのように使うのか、という一見些細と思われる日常生活の選択の中に、今の自分の心が反映され、自分の人生や子供や次世代に影響を与えることになります。そこで生長の家では私たちの“本当の自己”神の子の素晴らしさを現し出すために、次の三つの生活実践をお勧めしています。

・ノーミート、低炭素の食生活

肉食を控え、ノーミートの食事を積極的に取り入れます。また、家庭菜園や食材を購入するときは、地産地消、旬産旬消、有機食品を意識しましょう。

・省資源、低炭素の生活法

交通手段として、自転車を利用したり、環境に優しい自然エネルギーの利用をすすめます。何かを買おうとするとき、本当に必要なのかを考え、買いすぎたり、持ち過ぎたりしないで、安さの裏側を考えて、作っている人や作られている環境を思いやりましょう。

・自然重視、低炭素の表現活動

自然との一体感を表現する活動として、自然素材を用いたクラフトなど、身近なものを手作りしてみます。

平和の種をまきましょう

生長の家総裁・谷口雅宣先生は、御著書『生長の家ってどんな教え?』にこのように

お示しくださっています。

「地球」という宇宙でもまれなこの惑星は、自分の周りに「大気圏」という特殊な防護膜を作っている。そこには、地球でなければ見られない独特の原子の組み合わせからなる「大気」があって、地球上の生物はそれに護られて生きている。では、その大気を誰が作っているかというと、それは動物と植物、そして菌類なんです。人類が地上に現れてくるはるか以前から、人間以外の生物種が協力してこの特殊な「大気」という防護膜を作り上げてくれたおかげで、人類の現在はあるわけです。大気圏から一歩外へ出れば、周りからたくさん降り注いでいる宇宙線があるけれども、これをカットする独自のシステムを人類以前の生物が作り上げてくれたのです。

これは、地球の自然界の〝傑作〟の一つです。そのおかげで私たち人類は今、生きることができるにもかかわらず、これを取り除いてしまうのに等しいことを人類はやってきて、これからもやろうと言っているわけです。そういう意味では、隣町に原発を造るのも、隣国に原発ができるのも効果としては同じです。今は確かに、その危険物は鋼鉄製の容器やコンクリートの擁壁に二重三重に包まれているかもしれないけれど、そんな〝反地球的〟なものを我々の近くへ持ってくるのは、大気圏を破壊する準備に近い。(226227頁)

 

生物はすべてつながっています。人間は自然の一部であり、本来自然と一体です。

経済的な利益を優先させることが当たり前になっている現代社会の中では、すべてのもの

は神様からの賜り物であるということを忘れがちです。本当に大切なもの、自分の生活の

中で神の子として何を最も大切にして生きるかということを意識して、物やエネルギーを

浪費する生き方ではなく、地球環境や世界の人々の生活に害を及ぼさない生き方を選択し

てできることから生活に実践していくことをおすすめします。

小さなことでも、一つ一つ、できることを積み重ねていくと習慣となり、周囲に影響を与え、やがて社会を動かす大きな力となります。それは、世界の平和に大いに貢献することとなり、そのような豊かな心が私たちの人生を豊かに幸せに導き、未来世代によい遺産を残すことができます。私もあなたも地球もうれしい世界にむかって、皆さんといっしょに平和の種をまきましょう!

 

  • 子育ての中の「食」の大切さを伝える

 飢餓に苦しむ世界の人々に思いを寄せて一汁一飯をいただく

今、世界では9人に1人、7億9,500万人の人々が飢餓で苦しみ、子どもは5秒に一人、一年間で約1,500万人が、飢餓が原因で死亡しているにもかかわらず、日本は食糧を年間5500万トン輸入しながら、約3分の1の1800万トンを捨てているということは、残念なことです。私たちは、普段の生活において、飢餓で苦しむ人々を実際に目にする機会や、自分自身がそのような経験をすることはほとんどありませんが、当たり前のようにいただく自分の食事の昼食か夕食を、1カ月に1回でも、一杯(150g)のごはんと一杯のお味噌汁だけにしてみませんか。

ご飯の一粒一粒を大切に、感謝して味わい、自分たちの生活がどんなに恵まれていて、ありがたい環境の中にいるのかということ、世界には、この一杯のご飯さえもいただけない人、子供が世界中にはいっぱいいることを感じる機会を持ち、本来、神のいのちにおいて一体である飢餓で苦しむ人々に心を寄せて「一汁一飯」の食事をいただきます。

 

  • やってみましょう -『日時計日記』を書きましょう-

今月は、「世界平和の祈り」をしましょう です。

 

〝神の無限の愛 我に流れ入り給いて、我において愛の霊光燦然と輝き給う

その光いよいよ輝きを増して全地上を覆い給い、全ての人々の心に、愛と平和と

秩序と中心帰一の真理を満たし給う〟

 

さて、今月の普及誌「白鳩No.84」も大変参考になりますので、併せてごらんください。また、全国で開催されています生長の家の「母親教室」へのご参加を心よりお待ちしています。