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2017.12.22「あなたと、家族と、世界の人々の幸せを願うクリスマス」

こんにちは、SNIオーガニック菜園部事務局の水島です。

今日は22日に職場で行ったクリスマスのイベント「“森の中の交友会”2017」についてお伝えします。

 

 

 

◇プレゼントは手作り品

 

この交友会は今年で4回目。職員とその家族が持ち寄った手作り品を交換し、親睦を深めています。

 

 

クリスマスプレゼントといえば、世間では、混雑したデパートに並ぶおもちゃや貴金属品、きらびやかな包装といったイメージがあるかもしれませんが、この交友会のプレゼントは、“自分で作った手作り品”“なるべくエコ”というルールがあります。不要品のリメイクや家庭菜園の野菜もOK。何かモノを手に入れるとき、その資材の調達過程で地球環境を傷つけたり、人々の過酷な労働によって作られた商品を求めるのではなく、できるだけ地球にも人にもやさしいものを選ぶ「エシカルな選択」をしたいーと私たちは考えています。その一環として、この交友会でも手作りのプレゼントを交換しているのです。

 

 

 

◇「甲州もろこし」のマフィン

 

さて、今回のこの交友会で、私たち菜園部は参加者に「コーンマフィン」を配りました。この「コーンマフィン」は、山梨の在来作物である「甲州もろこし」を使った手作りのマフィンです。「甲州もろこし」は昭和20年代まで、百年以上に渡って作り続けられてきたという在来作物。戦後は海外から入ってきた品種などに押され、今では一部の地域で町おこしのために作っている以外は、あまり見かけることはありません。

 

 

私たちは、この「甲州もろこし」の種を地元の有機農業家の方から分けていただき、今年5月に種まきをしました。事務局のメンバーが毎日せっせと水やりを欠かさずしてくれましたが、ただそれだけで、肥料も、もちろん農薬も使わずに、つややかな実が得られました。

 

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◇一粒の種子から

 

この実を9月に収穫し、しばらく軒下に干しておきました。約3ヵ月を経て、しっかり乾燥させたのち、粒を外して家庭用のミルで挽きました。それを、地元の社会福祉法人から購入した強力粉と合わせ、オーガニックのメープルシロップや豆乳などと混ぜてマフィンを焼きました。家庭用のミルを使ったので、少しきめが荒いのですが、おいしいマフィンが焼き上がりました。

 

 

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メンバーからは「小さな種が成長して、こんなマフィンになるなんて!」と自然の力にあらためて感動する声が上がりました。
毎年、クリスマスに楽しく交友会に参加する度に、私は平和であることに深く感謝するとともに、大人も子どもも、この空の下にいるすべての人たちに幸せなクリスマスを迎えてほしい、と切に願います。
身近な人に感謝を伝えること、地球やほかの国の人のことを考えて消費行動を選択すること、自然の恩恵に感謝すること、すべて平和につながっています。

 

 

世界が平和であるために、できることをしていきたい、と思いを深くした一日でした。

 

 

 

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(SNIオーガニック菜園部事務局 水島育子)


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