オーガニック菜園に取り組んでいる生長の家の組織会員のサイトです

2019.02.26「みつろうラップ」を手作りしてみましたよ。

 

 

◇毎日「ラップ」を使う違和感

 

 

こんにちは、菜園部事務局の松尾です。
昨年の12月。
私は、自分の昼食のおにぎりを、プラスチックのラップに包んでいることに、違和感を持ち始めていました。
それは、プラスチックの成分が石油由来であり、自然分解されることなく、地球に悪影響があるからです。
そこから、色々と調べてみたところ「みつろうラップ」の存在を知りました。

ここで、「みつろうラップ」について説明しますと、「蜜蝋(みつろう)」とは、蜂の巣を精製したもので、布に浸透させることで、ラップの代わりになるものです。
期間としては、1~2年間ほど繰り返し使えます。

妻になんとな~く、その話をしたところ・・・
数日後には、みつろうラップを購入して、私のおにぎりを包んでくれました。

 

 

◇ネットで広がる関心

 

 

早速、その出来事を「SNIオーガニック菜園部」のFacebookグループへ投稿したところ、沢山の方が興味を持ってくださりました。
調べたところ、簡単に手作りできるということがわかりましたが、自分では作成する時間が、なかなかとれませんでした。

そうしたところ、1月に「SNIクラフト倶楽部」へ、メンバーの藤山さんが、私の投稿を参考に、みつろうラップを手作りしたという投稿をされておられました。

しかも、その後、2月に“森の中のオフィス”の「SNIクラフト倶楽部」メンバーが、みつろうラップを手作りするミニイベントを開催するということでした。そこで、私も参加させていただきました。

以下、ミニイベントのレポートです。

 

 

◇みつろうラップを手作り

 

 

イベント会場前のディスプレイです。
 

 

いただいた資料です。
 

 

 

 

はじめに布の周囲をギザギザのはさみでカットし、ほつれにくくします。
生地は原産・生産も日本製のオーガニックコットンで、素敵なデザインです。
 

 

 

次に、蜜蝋を薄くカットします。
山梨県内の日本ミツバチの蜜蝋です。
 

 

皆で、楽しく作業を行いました。
 

 

 

カット後のものです。
 

 

クッキングペーパーに挟み、アイロンで蜜蝋を溶かして、布に浸透させます。
 

 

 

あっという間に完成です。
作業時間は、1時間ほどでした。
ミニイベントを開催してくださった皆様へ感謝です。
 

 

 

思い返すと、はじめは、なんとな~く妻に「みつろうラップ」の話をしただけでしたが、すぐに妻が購入して、使用し始めました。
そして、それを発信したところ、様々な方と情報交換ができ、すぐに手作りする方まで現れました。
さらには、自分自身でも、手作りすることができたことに、とても感動しました。
食事だけでなく、台所で日々使うものにも配慮して、これからも、心の底から本当に喜べる良い実践を、沢山のメンバーとともに、楽しみながら広げていけることを願っています。

作成した次の日、早速、使用してみました。
格別においしかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

(^_^)

 

 

 

(SNIオーガニック菜園部事務局、松尾憲作)


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