オーガニック菜園に取り組んでいる生長の家の組織会員のサイトです

2016.05.28何でも合理的に済ませていた私が…

こんにちは。
SNIオーガニック菜園部、事務局員の源明子です。

東京から山梨県北杜市に移住してはや3年、私のライフスタイルは大きく変化しました。
どの道のプロになるにも人の2倍も3倍も努力が必要と教わり、“仕事のできる女”をめざして(笑い)人よりも何倍も働き、仕事以外は可能な限り何事も合理的に済ませていました。
“食事”がそのひとつ。
メニューを考え、材料を購入し、作って、食べて、片づけと、これらのプロセスにかける時間はないと料理をしない決意をし、長~い間、外食やコンビニ生活を続けてきました。しかし、移住を機に住環境が大きく変化し、“ていねいに生きる”ということが、私の胸の中にすとんと落ちたのです。食材は地産地消を原則に、できるだけ有機野菜を選ぶなど、食生活をできるところから、ひとつずつ見直してきました。

 

移住者仲間たちの関心の高さに驚く

また、新しい土地に早くなじめるように、積極的に地元の方との交流をしています。
その中に農家さんの企画するイベントがいくつかあり、畑や田植え、稲刈りのお手伝い、味噌作りなどに参加しました。

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北杜市は移住者人口が多く、自分も含め移住者仲間たちは食生活やライフスタイルにとても関心が高く、親しくなる農家さんはみな、化学肥料を使用しない有機農法、自然農法で、体にも環境にも良い野菜を作っています。

お手伝いを通して、野菜作りのことを少しずつ教えていただき、さらにありがたいことに、農作業を手伝ったお礼にと、お野菜をいただくことが多いのです。その野菜の味は格別。東京にいた頃、24時間オープンのディスカウントスーパーで買っていたものとは大違い、同じ野菜とは思えません(笑い)。
これまでやらなかった料理も、お野菜をいただくごとに、良きチャンスと自分に言い聞かせて、毎回「きゃあきゃあ」とキッチンで大騒ぎしながら、一品、また一品とできる料理を増やしています(笑い)。

 

わたくし、自称ブラウンサム※

実はわたくし自称ブラウンサムの持ち主で、家にいることが少なく、育てやすいといわれる観葉植物、多肉植物ですら枯らしてしまいます。

そのため、これまでは「自分で育てるより手伝いに行く」をモットーとしていました。
しかし、このたびSNIオーガニック菜園部事務局員となり、これを良い機会(背水の陣?)とし、いよいよ家庭菜園に挑戦していくことになりました。
まずは小さなプランターにバジルを植えてみました。

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失敗を恐れず、肥やしにして、オーガニックな野菜作りから新境地を開いていきたいと思います。
ありがたいことに、北杜市の多くの友人たちは、野菜作りのプロ、または大先輩方です。 いろいろと学んでいきたいと思っていまーす!

※ブラウンサム……「グリーンサム」とは、英語で「園芸の才能がある人」のこと。その反対語で「植物をすぐ枯らしてしまう人」を意味しています(笑い)。

(源 明子)


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