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2017.05.15植物の生命力はどこにあるんだろう?

こんにちは。オーガニック菜園部長の小池聖明です。

 

◇かっこうの鳴き声を合図に

 私の甲斐大泉では、5月10日頃から、かっこうが鳴き始めました。地域のみなさんは、このカッコウの鳴き声とともに畑に作物の苗を植えるのだそうです。なぜなら、霜が降りなくなるからだそうです。

 

 

◇真冬の間も生命をつないで

 さて、私は毎朝、自宅に庭の植物の様子を観察するのが日課となっています。昨年の夏、たくさんの実をつけてくれたブルーベリー木が二本あります。当たり前ですた、昨年の10月頃から、つい数日前まで、約半年間は、まったく緑の葉もなく枯れた状態でした。それが5月に入って数日すると、あちこちから緑の新芽が生えてきているではありませんか。毎年のことですが、私は、凍り付くような真冬の間でも、この植物たちが、生命をつないでいたのだと思うと感動してしまうのです。

 

 また、昨年、鉢植えで買ったアジサイを夏の終わりに地植えしました。これも、ほぼ枯れたようになり、これこそ、買ってきた植物でしたので、絶望的な気持ちになっていましたが、これも5月の連休が終わった頃から、根本から新しい芽や葉が生えてきたのです。
これには大感動でした。

 

写真1アジサイ

 

 昨年、近所の方から株分けしたもらった三つ葉のこぼれ種からあちこちから、新芽が出てきています。一体、秋から冬にかけて、私達の見ることのできない地面の中では、どんな動きをしているのだろうと、思いをめぐらせてしまいます。

 

写真2_三つ葉
 

◇神秘と多様性に満ちた自然界

 また、今年は、昨年までは見たことのない花が咲いていました。
 美しい紫色の花、調べたら、ムラサキケマン(紫華鬘)という名前でした。
 ケマンとは、寺院の仏殿にある飾りのことだそうです。

 

写真3ムラサキケマン

 

 実に自然界は、神秘と多様性に満ちていると思い、ワクワクしてしまいます。

 

 今年は、既に、キャベツ、レタス、水菜、ルッコラ、ブロッコリ、ピーマンの苗を植えました。今月中にトマトやとうがらし等も植え付けたいと思い、私にとっては、楽しい菜園ライフのはじまりです。
 

 今年は、野生の花や草たちの名前も覚えながら、毎日を過ごしたいと思います。


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