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2019.02.12種をつなぐ野菜づくりに挑戦(後編)

 

 

 

こんにちは、オーガニック菜園部事務局員の柿本隆平です。

 

以前、私が、このブログに投稿した際に、種取りの話題を書かせていただきました。
(種をつなぐ野菜作りに挑戦 2018/5/22掲載)

今回は、その続きとして、実際に種取りした事をご紹介いたします。

 

 

◇種取りに挑戦

 

 

種取りに挑戦しようと思ったきっかけは、前々から興味があったのと、地元の有機農家さんを招いて、講習を行った際に、テーマが種取りだった事でした。その時に、私も農家さんと同じように、思い入れをもって、種をつないでみたいと思いました。

 

今までは、野菜を収穫して、終わりだったのですが、種取りをするためには、全部を収穫しないで、一部を残し、さらに育てる必要があります。また、根菜類や豆類など収穫適期の状態がそのまま種(種芋)になる野菜もあり、それらは、全部食べずに、種取り用に残しておきます。

 

 

◇種取りで同じ野菜をつないでいく楽しみ

 

 

今回、種取りに成功した野菜は、のらぼう菜、サニーレタス、落花生でした。のらぼう菜は、花が咲くまで株を大きくし、小さなかわいい黄色い花が沢山咲きました。その後、花が枯れてサヤのようなものが出来、その中に沢山の種が詰まっていました。サニーレタスは、茎がやがて大きく育ち、花が咲いて枯れたあとは、綿毛のような形で残り、種が沢山ついていました。落花生は、収穫後全部食べるのをガマンして種用に少しとっておき、少し乾燥させてから空き缶などに保存しました。

 

家庭菜園では、今年は新しく何を育てようかと悩むもの楽しみの一つですね。今回種取りして思ったのですが、それに加えて、毎年同じ野菜をつないでいくのも、もう一つの楽しみになりそうです。一度に沢山の種が採れる野菜もあります。野菜は、何十倍、時には何百倍の富を私達に返してくれます。その富をまた同じ友人、知人にお裾分けして、家庭菜園の輪をもっと広げていきたいと思っています。皆さんも是非、簡単な野菜から始めてみませんか?

 

 

 

 

 

(SNIオーガニック菜園部 柿本 隆平)


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