オーガニック菜園に取り組んでいる生長の家の組織会員のサイトです

2020.04.05自転車のエシカルな携行食レシピを開発する

 

 

こんにちは、SNIオーガニック菜園部の水島です。

 

◇自然の中で飴、チョコ漬け

 

私は学生時代に登山のクラブに入っていて、北アルプスや八ヶ岳など、そんな山に登っていました。縦走登山をメインとしたクラブで、昼食は取らずに行動食ですませていました。

その行動食とは、チョコレート、飴、クッキー。また、ケーキバーのような栄養補助食品などを買って袋詰めしたもの。当然すべて市販品です。消化にエネルギーを使わないものが選ばれていたのですが、当時ジャンキーな食生活を送っていた私も、下山して口の中がやたら甘ったるいのに閉口していました。自然の中での登山という、健康にもよさそうなことをしながら、飴やチョコレートをたくさん食べる、という矛盾にも疑問を持っていました。
また、当時は思い至りませんでしたが、ほとんどがプラスチック製品に包まれている食べ物。さらに添加物も多い。そういったものを食べ続けるというのは、地球にも自分の健康にもよくないことでした。(ただし、そのクラブでは食事はできるだけ軽い材料を持ち運び、テントで手作りをしていました)

 

◇誰でも作れる携行食とは

 

そのことを最近思い出したのは、菜園部の兄弟分のSNI自転車部に入ってから。私は40歳も過ぎた昨年、ロードバイクに乗り始めました。そのうち仲間が100キロ走るライドに連れて行ってくれました。長距離を走るとき、食べ物は何を持って行くか。これは大きな問題でした。

 

長距離を走るのでできるだけ荷物は軽くしたい。ほぼ一日走っているので、傷みにくいものは困る。体に良いものがいい。

 

今は倫理的な(エシカルな)生活を送る私たち。できるだけコンビニで安易に買ってすませたくはない。一体、何を持って行くのがいいか。

 

自分では、ケーキバーのようなものを作って持って行くことは何でもないことですが、できればあまり料理をしない人でも、男性でも、気軽に自分で用意できるエシカルな携行食ってないだろうか。自転車部でも「エシカルな携行食」は課題であったらしく、仲間ともよくそんな話をしました。

 

◇アイディア募集

 

先日から、自転車と菜園部とコラボして、それぞれのFacebookのプライベートグループで携行食のレシピを募集し始めました。菜園部の料理自慢のみなさんからアイディアが寄せられるのを楽しみにしています。

ちなみに私も昨年からいろいろなものを試作しましたが、今のところ最良だと結論づけているのは干し柿です。少々潰れても平気。手っ取り早い糖分補給が可能。一日、背中のポケットに入れて走っていても多分そう傷まない。

すでにそのことに気付いていた自転車部では以前から秋になると干し柿作りに取り組んでいました。ただ、干し柿を1年中もたせるほど秋に作っておくのはなかなか難しい。新しいアイディアが必要です。

今回出てきたレシピを自転車部メンバーだけでなく、一般のサイクリストの方々にも何らかの方法でお伝えし、エシカルな携行食が広がっていけばいいな、と楽しみにしています。

 

新型コロナウイルスの問題で、家にいる時間が見直されています。こんな時こそ、楽しんでアイディアを出し合い、問題が収束した後のよりよい社会構築のために時間を使いたいと思います。

            (SNIオーガニック菜園部事務局 水島育子)

              

 よく作るえごま入りのきなこクッキー。地産地消ですが、もっと手軽なレシピに挑戦したいと思います。

 

 

 


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