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2020.08.25食中毒予防の勉強会を開催しました その①

 

オーガニック菜園部事務局員の柿本隆平です。

 

オーガニック菜園部事務局では7月の下旬頃、事務局内で食中毒予防についての勉強会を開催しました。この会では、具体的なテーマとして、「手洗い」「除菌の拭き取り」「保存について」の3つを取り上げました。勉強会の趣旨は、食品を扱うイベント等の運営をする際に、事務局員一人一人が食中毒予防の知識を持つことで、食中毒に対しての安全性を向上させることを目的としました。

 

 

わたしは、普段オフィスの食堂で調理業務に従事しています。皆様も行事等で、一度に大勢の調理を経験されているかもしれません。少しでもご参考になればと思います。

 

◇なぜそうするのか、意味を知る事

 

さて、皆さんは、食中毒予防というと何を思い浮かべますか?「手洗い」「消費期限を守る」「生焼けに注意する」「冷蔵庫で保管する」「野菜の土をきれい洗い落とす」など、色々な事が挙げられると思います。では、なぜそうすると良いのでしょうか?そう問われると、そこまで深く考えた事はあまりないかもしれません。今回の勉強会では大切な事として、食中毒の特徴を知った上で予防の目的を理解する事、そしてより効果的な正しい予防法を実践する事をお話しました。

 

〈3つのポイント〉

 

食中毒というのは、主に、食中毒の原因となる細菌を、ある一定量、体内に取り込んだ際に、下痢や嘔吐などの症状として表れる事です。そこで、食中毒をどう防ぐのか、3つのポイントをご紹介します。

 

それは、「①細菌を持ち込まない」「②細菌を広げない」「③細菌を増やさない・減らす」です。

 

普段、皆さんが家庭で食中毒にならないように気をつけている事は、だいたいこの3つのポイントに分けられます。したがいまして、「なぜそうするのか?」は、おおむね①~③のいずれかになるということが言えます。今回の勉強会のテーマも「手洗い」は①に、「除菌の拭き取り」は②に、「保存について」は③に、それぞれあてはまります。

 

今回は、勉強会の導入部分の内容を書きました。次回は、3つのテーマを一つずつ詳しく書きたいと思います。

 

例えば、「手洗いの20秒は、長いの?短いの?」だとか、「灯台もと暗し?!意外なところに細菌が多く付着しています」、「冷蔵庫は冷えているから、熱いものが早く冷めてよいのでは?(本当?)」など、実際にお話した内容もご紹介いたします。では、お楽しみにどうぞ。

 

 

(SNIオーガニック菜園部事務局 柿本隆平)

 
 


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