オーガニック菜園に取り組んでいる生長の家の組織会員のサイトです

2019.06.05“環境に優しい”選択は“人に優しい”選択に~♪

 

こんにちは、オーガニック菜園部の源明子です。

 

◇今朝は出勤前に“畑活”~♪

 

 

“朝活”や“婚活”は定番となっていますが、最近、“畑活”も聞かれるようになってきました。“朝活”とは仕事や趣味に、朝時間を活かす活動のことで、それにならって、朝の時間と限ってはいないと思いますが畑で活動することが、“畑活”となるのでしょうか??

 

 

 

 

 

地球温暖化、エネルギーの枯渇問題等の環境問題の解決のためには、私たち一人ひとりのライフスタイルの見直しが必要となります。そのために、私たちができることは何でしょうか?私たちは、日々どのような選択をすれば良いのでしょうか?

 

例えば、有機農法による家庭菜園は、輸送の際に二酸化炭素を排出し配送されるスーパーの食材と比較すると、フードマイレージのもっとも低い、地球環境に優しい、究極の地産地消・旬産旬消による食材の調達方法です。

 

今朝、朝の時間を活かして出勤前に菜園仲間たちと、みんなで借りている畑で、サツマイモの苗の植え付けを行いました。これは、菜園仲間たちが前もって、畑を耕し、畝を作り、苗を購入しと、段取りしてくれていたおかげです!わずかな時間で苗12本を植えることができました。仲間の力って大きい!!心から感謝です。ありがとうございます~♪

 

◇“秘密兵器”が登場!!

 

今回サツマイモの苗を植え付けるにあたって、“秘密兵器”が登場しました!!地元の有機農家さんから教えていただいたとのこと、先人の知恵に感謝でございます。長さ30センチの木の棒で、先端の中程に切れ目が入っています。

最初に、この木の棒を定規として使うことで、苗を30センチの等間隔にならべることができます。そして、畝に置かれた苗の根元に、棒の先の切り込み部分を押し当て、そのままグッと土の中に深く差し込むだけで植え付け完了です。これまでの穴を掘り、苗をさし、土をかぶせるというプロセスを考えると、目からウロコ!!な植え付け方法でした。

 

 

◇最近はやりの草マルチ♪

 

 植え付けのあとは、刈った草をかけて、マルチ代わりに。地球の環境破壊は日々深刻化しており、私たちは、菜園作りにおいても、資源と環境の両面において配慮し、“脱プラスチック”を目指しています。これまで、化石燃料由来の市販のマルチを利用することも多かったのですが、今回は住まい周辺の草刈りを行った際に大量に出た草を乾燥させ、苗の周りにひくことにしました。

 

この“草マルチ”、今年に入って良く耳にするようになりました。所属するSNIオーガニック菜園部内でも、“草マルチ”に挑戦される方も増えてきています。また、一般の方でも、北杜市にある有機農家虫草農園さんでも、最近、草マルチとして、ナスの苗に、同じ畑で栽培しているルバーブの大きな葉を利用することを思いつき、挑戦してみた体験をSNSで紹介されていました。。。美しい地球環境を守るため、考えることはいっしょだなあ。。。とうれしくなりました。

 

◇標高1300mではたしてヘチマは育つのか~♪

 

地球環境を守るという意味で新たな取り組みがあります。それは、“ヘチマ”の栽培です。海に漂うマイクロプラスチックの問題が世界的課題として取り沙汰されるようになり、洗剤不要で「地球に優しい」とされ使用してきたアクリルの毛糸で編んだエコタワシも環境に優しくないのでは?という意見も出てきています。そこで、自然素材のタワシとして、“ヘチマのタワシ”への注目が!いろいろ情報を集める中、ヘチマはどうやらあたたかい環境を好んで生育しているようです。標高の異なる何カ所かで栽培が始まりました。私の職場である森の中のオフィスは標高が1,300メートルの高冷地にありますが、試しに苗を購入しプランターでの栽培を始めました。寒さが気にはなりますが、グリーンカーテンとして大きく育ってくれることを期待しつつ、見守っていきたいと思います。

このようにSNIオーガニック菜園部では、“環境に優しい”選択として、有機農法による野菜作りを行い、また皆様にお勧めしています。加えて、最近は農業資材に関しても、“環境に優しい”代替品へと少しずつシフトしています。それらの選択は、環境に優しいだけではなく、自らの手で安心安全な野菜等を育ていただくこと、また野菜作りを通して、自然とふれあい、自分自身も生態系の一員であるとの自然との一体感を感じることで、健康面においても、精神面においても“人に優しい”選択となるのではないでしょうか? 

 

次世代に美しい地球を残すためにも、“環境に優しい”そして“人に優しい”選択を~♪

 

 

(SNIオーガニック菜園部事務局 源 明子)


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