オーガニック菜園に取り組んでいる生長の家の組織会員のサイトです

2019.09.06“農”と“食”がキーワード♪

こんにちは、オーガニック菜園部の源明子です。

 

◇中学生ファーマー大ちゃんのその後~♪

 

昨年の9月、10月に本ページに連載で、小学生と中学生コンビ、大ちゃんと花ちゃんの家庭菜園について紹介しました。(下記参照)大ちゃんは、私のご近所に住むFB友達の息子さん、今年小学校を卒業し中学一年生になりました。小学校の担任の先生から畑を借り家庭菜園を始めました。大ちゃんのお母さんがときどきFacebookに、大ちゃんの野菜作りの投稿をされ、またその畑が私の朝ランコースの途中でもあり、今年も楽しく野菜作りは続いているなぁとうれしく様子を眺めていました。

 

関連サイト:

小学生と中学生の家庭菜園~花ちゃんと大ちゃんの野菜作り~♪

 

小学生と中学生の家庭菜園~花ちゃんと大ちゃんの野菜作り~♪

PART2: 小学生と中学生の家庭菜園~花ちゃんと大ちゃんの野菜作り~♪

 

PART2: 小学生と中学生の家庭菜園~花ちゃんと大ちゃんの野菜作り~♪

 

◇こどもたちの素直な感性と好奇心

 

大人になるとついつい忘れがちな、素直な感性や好奇心、それを子供たちの伸び伸びとした発想や行動から、気づかされることは多々あります。先日、大ちゃんのお母さんが、大ちゃんの松葉を使った天然サイダーづくりをFacebookに紹介されていて、どんなものなのか見てみたく、おうちを訪ねました。図書館のブックリサイクルで手に入れた子ども向けのアウトドアガイドブックに作り方が載っていたようです。作成過程で気泡どんどん発生し、開栓時には炭酸がプシュッーーーーーーと勢いよく出たようです。私は既に炭酸が抜けた状態でお味見しましたが、松の香りがして、どこか懐かしいさわやかな飲み物でした。へえーーーー、身近な自然の中にあるもので炭酸飲料が作れることに驚き、未知なる自然の力に私も心がわくわくしました。

 

 

◇今年もこどもマルシェに~♪

 

昨年に引き続き、中学生ファーマー大ちゃんが出店すると聞きつけて、地元で開催される夏休みコドモマルシェに行ってきました。いろいろと話を聞いてみると、今年もたくさんの野菜作りに挑戦、えんどうまめ、にんじん、きゅうり、トマト、とうがらし、オクラ、菊芋、ひょうたん、ポップコーン、じゃがいも、にんにく、バジル、さつまいも、大根等々。大ちゃんの野菜作りは、無農薬・無肥料、そのためコンパニオンプランツという手法も取り入れ工夫しています。しかし今年は気候的にも人的にもいろいろと苦労があったようです。例年になく梅雨が長引いたことでいくつかの野菜が不作、また草取りがなかなかできなかったことで、畑の持ち主が親切心から草取りをした際に、野菜が誤って刈り取られてしまうという心の折れるアクシデントもあったとのことです。そのような中で収穫できたじゃがいも、にんにく、ポップコーン、そしてバジルから作ったジェノベーゼソースをうれしそうにマルシェで販売していました。私は、去年に引き続きジェノベーゼソースを、そして今年はポップコーンも購入しました。このポップコーンはまだ完成品ではなく、購入者が引き続きしばらく乾燥させる必要があり、大ちゃん手書きの丁寧なトリセツ(取り扱い説明書)付きでした。夏野菜も終わりを迎え、大ちゃんは既に秋冬の野菜の種を蒔き始めたそうです。中学生ファーマーの大ちゃん、早い時期に“農”そして“食”の世界に関心を持ち野菜作りに取り組みすばらしいなあと感心すると同時に、ほかの子供たちやその親たちにも、“農”や“食”に関心が広まっていくことを願っています。

 

 

   写真:お手製のジェノベーゼソース♪

 

 

 

 

◇身体に良い生活は、心にも地球にも優しい生き方♪

 

“You are what you eat!”という表現が英語にあります。“食はあなたをつくる”すなわち日々の食事が健康を左右するということ。何をいただくか、その選択は非常に大切で、私たちオーガニック菜園部では、“ノーミート・低炭素の食生活”の大切さを伝え活動しています。身体に良い食生活、すなわち健康や自然環境さらには倫理的にも多くの弊害のある肉食の削減や、無農薬や化学肥料を施さない、またなるべく地の物、旬の物(地産地消・旬産旬消)をいただくことを皆様にお勧めしています。そのようなライフスタイルの転換が地球温暖化等の地球環境問題等の解決にもつながり、地球にも優しい生き方となり、私たち自身の肉体的な健康だけではく、地域や国を超えた地球規模の他への配慮が加わり、また個々の心の豊かさにもつながります。

 

次世代を担う子どもたちの将来、地球の未来を考え、“農”と“食”をキーワードに、人にも地球にも優しいライフスタイルがもっともっと世界中に普及するよう、良い影響ある情報の受信と発信を効果的に行い、大人も子どもも巻き込み、オーガニック菜園部の活動を明るく楽しくのびのびと展開させていきたいなと考えています~♪

 

 

(SNIオーガニック菜園部事務局 源 明子)


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