オーガニック菜園に取り組んでいる生長の家の組織会員のサイトです

2020.10.02夏が待ち遠しくてたまらなくなった理由

 

 

◇今年の夏も最高に楽しめた

 

こんにちは、SNIオーガニック菜園部事務局の水島です。

秋も深まってきた今日この頃、こんなタイトルのブログですみません。

今年の夏に言っておきたかったこと。

それは「旬をできるだけ大切にするようにしたら、季節がめぐるのが楽しみになった」

ということ。

 

今年の夏も、ナスやトマトを最高に楽しめた!ということです。

 

 

 

◇トマト缶を買うのをやめた結果、得た喜び

 

 

数年前。最初に実験的にやってみたのは、「トマト缶を買わない」ということ。

それまでは、100円台でスーパーに山積みになっているトマト缶を頻繁に買い、パスタやカレーなどに使っていました。

それらの大半は海外産です。

まずはこれをやめてみようと思いました。

 

露地栽培のトマトが終わる頃、多めにトマトを買ってトマトソースにし、冷凍にしたり、瓶詰めにしたりして、それがなくなったら夏を待つことに。

真冬にトマトソースのパスタが食べたいな、と思うこともありましたが、ちょっと我慢して。でもその分、次の夏が来て露地栽培のトマトを直売所に見つけたときは、うれしくてたまりませんでした。

 

 

 

◇旅をするトマト

 

 

その後、「イタリア産」と書かれたトマト缶には、もちろん遠くイタリアから運ばれてきたものもありますが、中には中国産のトマトがイタリアに運ばれ、そこで加工されて「イタリア産」とされて日本に輸入されるケースもあると知りました。(参考;『トマト缶の黒い真実』(ジャン・バティスト・マレ著)

 

 

 今は、冬のトマト缶は絶対に買わない、とまではいかなくて、時には国産の瓶詰めのトマトピューレーを選んで買うこともあります。でも何も考えずに使っていたケチャップも、違う味でも良いかな、と再考することが増えると、前ほどの量は使わなくなりました。

 

 

 

◇ちょっと立ち止まって

 

 

旬でないものを食べるということは、いろいろ不自然な問題を引き起こします。季節外に収穫するために暖房を大量に使ったり、海外から運んだり。

冬にきゅうりを買わなくても、青物ならほうれん草ではどうだろう。

冬になすのパスタを作らなくても、冬には冬の食材があるはず。

そんな風にちょっと立ち止まって考えたら。

その季節に露地栽培の野菜と出合う喜びが、ずっと大きくなる気がします。

 

(SNIオーガニック菜園部事務局、水島育子)


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