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2023.07.24食を通した地域貢献

 

 

 

こんにちは、SNIオーガニック菜園部の小田考一です。
 今回は、SNIオーガニック菜園部事務局で取り組んでいる、「食料支援」についてご紹介します。

 

 

◇食料支援に取り組んでいます

 

 

 SNIオーガニック菜園部事務局では、食を通した地域貢献・社会貢献に資するため、2021年から、同事務局がある事務所で自宅等に余っている食料品を集め、地元のNPO団体などに届ける「食料支援」を行っています。食料品を1ヶ月半~2ヶ月期間で募集し、集まった食料品を届ける。これを年4~5回実施しています。人から頂いたが自宅で使用しない調味料や、実家から送られてきたお米、出先で購入したお菓子など、各自の都合で出来る支援を行い、これまでの合計(2023年6月末時点)では、約760㎏弱の食料品を地元のNPO団体などに寄付しています。

 

 

 

◇日々の食事に困窮する人々が増えている

 

 

 食料品をお届けする、支援先の一つに、「認定NPO法人 フードバンク山梨」があります。同所では、企業や個人から寄贈された食品を、山梨県内各地にお住まいの、日々の食事に困窮している世帯を対象に無償でお届けする活動を行っています。同所の担当者に話を伺ったところ、年々、支援を必要とする世帯が増えている一方、同所に集まる支援品の量は増えていない状況とのことでした。同所では、食料支援の援助を受ける申し込みのあった世帯を対象に、月2回、ダンボール1箱分の食料品をお届けしていますが、同所への寄贈品が少なければ、各世帯に届ける食料品も少なくせざるを得ず、なるべく多くの食料品を各世帯にお届けしたい思いがあるが、厳しい状況ですとのことでした。

 

 

◇作業を通して食料支援の実情を知る

 

 

 また、同所では、各世帯にお届ける食料品をダンボールへ詰め込んだり、食料品の消費期限をチェックする人員を、ボランティアで募集しており、このボランティアへの参加もSNIオーガニック菜園部事務局から、同事務局がある事務所勤務者に呼びかけ、これまで43人が計96回、休日を利用してボランティアで作業に参加しています。参加者の多くは、実際に同所を訪れ作業をすることで、日々の食事に困窮している方々が多くいる実態を知り、認識が改まり、食料支援への意識が高まっているそうです。中には、毎月1回はボランティア活動をすることを決め、実践されている方もいます。

 

 

 
◇心を寄せ、行動する

 

 

 最近の物価高は事務局員の間で、日々の食事に困窮している方々の家計をより切迫させているのではと話題になり、協力出来ることを継続して行っていこうと意思確認をしました。これらの食料支援・ボランティア作業は、当然ながら支援者・参加者が自発的に、日々の食事に困窮している方々に心を寄せ、自分に出来ることを取り組んでいます。

 

日々の食事に困窮している方々・子どもたちへ心を寄せ、行動する人々が増えること、助け合いの世界が広がることを願っています。

 

 

(SNIオーガニック菜園部事務局 小田 考一)


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