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2022.01.09すべての人がお腹を満たせる社会のために―フードバンク支援

 

 

こんにちは、SNIオーガニック菜園部事務局です。

 

みなさまは年末年始をどのようにお過ごしでしたか。
クリスマスにお正月。慌ただしくもわくわくする季節ですが、一方で今日のごはんが十分食べられない家庭もあるのが日本です。

 

今日はSNIオーガニック菜園部のメンバーも取り組んでいる「フードバンクへの支援」について紹介します。

 

 

◇フードバンクとは

 

企業や家庭で、まだ十分安全に食べられる食品を寄付し、その食品を経済的に困窮している人に無償で提供する活動です。

 

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SNIオーガニック菜園部事務局でも、「食料支援プロジェクト」として、昨年から定期的に職場などで食品を集め、フードバンク山梨に届ける活動に取り組んでいます。

 

 

◇お替わりできない食事

 

私、小田は、年末にフードバンクのボランティアに行かせていただきました。

 

その際、最初にフードバンクの活動のビデオを拝見しましたが、その中で、おかずが1品しかなく、お味噌汁のお替わりも出来ない食事を、子供3人と母親が食べている様子、子供たちが痩せ細っている様子を見て心が痛みました。私も子どもをもつ親ですが、我が身に重ねて考えると、親としてとても辛い心情であろうと身につまされる思いです。

 

また、月2回届くフードバンクからの食料を、子供たちが「お宝だ!」と言って大喜びする様子を見て、心に深く感じるものがありました。普段の自分の生活で、不自由なく食事が出来ていることが、恵まれており、感謝すべき事であると改めて感じ、自分自身の襟を正すような気持ちにもなりました。

 

ボランティア作業は、食料品を箱詰めするものでした。2時間程参加させて頂きました。作業中、何度もボランティアに参加されている地元の方とお話する機会があり、その中で、今年は食料支援物資が多く集まっており、ダンボール箱一杯に食料を詰めることが出来て良かったとお話をされていました。食料支援物資が少なく、箱一杯に詰められない年もあるそうです。そのお話を聞き、一人一人が出来る範囲で少しでも支援をすることが大切であることを強く感じました。

 

食料支援の取り組みを通して、微力ながら、食事に困窮している方々に貢献出来たことを良かったと思うと同時に、今後も定期的に「食料支援プロジェクト」を行い、様々なご事情で食事に困窮している方々や、子供達への支援を継続し続けることが、大切であると感じています。

 

◇それぞれに工夫して

 

 

各地のSNIオーガニック菜園部のメンバーもそれぞれの場所で、フードバンクに協力しています。コロナ下にあり、支援物資を集めたり、一緒に運んだりするのにも感染拡大防止に配慮しながらではありますが、中には農業を営む知人から農作物を預かって持ち込んだり、寄付金を募って体に良いものを購入し、寄付をしたメンバーたちも。受け入れ先のフードバンクによく確認し、ニーズに合ったものをお届けすることを基本に、それぞれに工夫して取り組んでいます。

 

すべての人がおなかを満たせるように、これからもできることに取り組んでいきたいと思います。

 

(SNIオーガニック菜園部事務局、小田考一、水島育子)

 

 

SNIオーガニック菜園部 西村 世紀子さん(島根)の投稿より

 

SNIオーガニック菜園部 津島昌子さん(岡山)の投稿より

 

 

 

      

 

 

  


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