本誌製作での環境負荷削減を評価 生長の家が2年連続でGP 環境準大賞に

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2019.01.01

一般社団法人日本印刷産業連合会が主催する「2018 グリーンプリンティング(GP)環境大賞で、生長の家が2年連続で準大賞を受賞、2018年11月7日、経団連会館(東京・千代田区)で表彰式が行われました。

GP 環境大賞とは、同連合会が業界独自の環境配慮の基準を達成したGP 認定の印刷工場を利用し、GPマークを付けた印刷製品をより多く発行し、環境に配慮した印刷物の普及に貢献している企業・団体に授与されるものです。2018 年の大賞は、NTT タウンページ( 株) など3社・団体、準大賞は生長の家のほか、東京都など6社・団体が受賞しました。

生長の家は、年間四十数万部を発行する本誌の製作で、GP 認定の(株)サンニチ印刷を利用してGPマークを表示するとともに、用紙に森林管理認証紙(FSC)を利用し、印刷には輸送マイレージの低減となる国産の米ぬか由来のライスインキを採用するなど、環境負荷削減への取り組みが評価されたものです。表彰式では、浅野健・同連合会副会長から、小関隆史・広報・クロスメディア部次長に表彰状、並びに記念プレートが渡されました。 現在、GP 認定の印刷工場は全国390 カ所(全体の2%)ですが、大賞のNTT タウンページのように全国で配布する電話帳の全てにGPマークを入れるなど、徹底した環境配慮を始めた企業も。中央から全国に取り組みが広がった好例です。