自然の恵みフェスタ

倫理的な生活の意義や喜びを深く伝えるためのイベント「生長の家 自然の恵みフェスタ」が、生長の家“森の中のオフィス”をはじめ、全国の生長の家の拠点に於いて開催されています。

「生長の家自然の恵みフェスタ」のコンセプト


今日の地球環境問題を解決し、世界平和を実現するためには、人類が自然破壊をせずに幸福を実現する――すなわち“自然と共に伸びる”生き方に速やかに転換し、“新しい文明”を構築していく必要があります。

“新しい文明”は、人類が地球全体の生物多様性と人類全体の幸福実現を両立する目的で、自らの欲望を統御し、科学技術や資源・エネルギーの利用にあたっても、その目的に則した選択を行う努力を続ける中から生まれると考えます。そのためには、人間の意識が個人のレベルから、地域、国、人類、そして地球生命全体にまで拡大していく必要があります。

今日、世界の多くの人々が便利さ、快適さ、効率を求めて都市に移住した結果、世界人口の半分以上が都市生活者となり、都市化の傾向は強まるばかりです。しかし、都市や都会の生活では、人間は自然との一体感を失いやすく、自らの生活が自然を破壊しているという事実すら認識が困難となります。また、効率化と省力化が過度に進むことで、人間が神から与えられた知恵や感性を生かし、肉体を動かすことで得られる充実感や達成感を忘却すると共に、機械や外的条件に依存する生活に陥り、幸福感を味わうことも難しくなっています。

こうした中で、生長の家は、国際本部の移転後、地域とのつながりを大切にしながら、自然との結びつきを深める方向に業務や生活を改革してきました。「生長の家自然の恵みフェスタ」は、この動きの中から生まれつつある“自然と共に伸びる”生き方を、地域の人々を巻き込んだ場で具体的に提案し、共有し、体験・体感することで、自他ともに意識のレベルを高めると共に、機械や外的条件に依存することなく、自然を破壊せずにその恩恵を十分に味わう生き方や、より健全な自然の生態系を前提として築き上げられてきた地域の伝統や文化の維持に貢献する活動を拡大していくことをめざします。

さらに、近年世界中で頻発している自然災害に対して備える必要性を訴え、災害の影響により困窮する人類同胞の救援・支援を展開する意義を、フェスタの参加者に伝えます。

国際本部を含む各地で開催する「自然の恵みフェスタ」は、以上の考え方に基づいて企画し、“自然と共に伸びる”生き方を教団内外に具体的に示す機会とします。さらに、生長の家が地球社会貢献活動の支援・協力先として交流のある団体等に積極的な参加を促すとともに、可能な場合は、それらの団体等と協働してフェスタを開催することを目指します。

    イベント

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