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2020.08.07【暮らしが潤う家庭菜園②】飽きずに続く4つの楽しみ方

 

こんにちは、SNIオーガニック菜園部事務局の矢野です。

 

 

前回の記事【暮らしが潤う家庭菜園①】初心者向けの始め方では、初心者向け(また、マンション住まいの人向け)の家庭菜園の始め方を紹介いたしました。

 

今回は、家庭菜園を始めた後、いかに楽しく継続するかについて考えてみます。

 

 

<この記事の内容>

◆どうやって家庭菜園を楽しむか?4つの工夫

 

・楽しむための工夫① “倫理的な生活者”として行う家庭菜園の意義を知る。

 

・楽しむための工夫② 食べる(飲む)

 

・楽しむための工夫③ 芸術表現してみる(写真、絵手紙)

 

・楽しむための工夫④ お裾分けする

 

    
     

◆どうやって家庭菜園を楽しむか?4つの工夫

 

楽しくないと続かない。なんだってそうだとは言いませんが、少なくとも家庭菜園はそうでしょう。お仕事で野菜を育てるわけではありませんし、買おうと思えば近くのスーパーでどんな野菜でも購入できます。家庭菜園には楽しさが必要。そして家庭菜園を楽しいものにするには“工夫”が必要です。では、どんな工夫ができるでしょうか。

 

以下に、家庭菜園を楽しむための「4つの工夫」を紹介します。

    
   

 

 

楽しむための工夫① “倫理的な生活者”として行う家庭菜園の意義を知る。

 

楽しみ方といいながら、急にお堅い話になってしまって恐縮ですが、ある行為が本当に楽しくなるポイントの一つは、その行為の意義を正しく知って実践することだと私は思います。

 

逆説的ですが、単に自分が楽しむためだけでなく、社会や自然環境のためにもなる家庭菜園のあり方を目指すことで、自分としても本当の楽しさが湧いてくるのです。

 

 

そんな家庭菜園のあり方があるの?

 

はい、あります。

     

SNIオーガニック菜園部では「倫理的な生活者」として行う家庭菜園をおすすめしています。「倫理的な生活者」とは、自然と人間が調和した社会を実現するため、消費を含む毎日の生活行動の中で、人道的立場から貧しい人々など社会的弱者のことを思いやると共に、世代間倫理、環境倫理に基づいた選択をする人のこと

 

ご興味ある方はぜひ、SNIオーガニック菜園部の紹介動画(YouTube、3分39秒)をご覧ください。

       

こんなことを考えながら家庭菜園に取り組むと、心の底から楽しさが湧いてきます。

        
   

 

楽しむための工夫② 食べる(飲む) 

 

当たり前ですが、家庭菜園で育った野菜は食べます(もしくは飲みます)。これ最高に楽しいです。

 

とれたての新鮮野菜っておいしいんですよ。

 

スーパーなどに並んでいる野菜は、流通の関係で収穫から1日以上経っているものがほとんど。一方の家庭菜園は、ついさっき収穫したものをすぐに食べたり飲んだりできます。私はよく調理中に、プランターで育てている野菜を少し収穫して、料理に加えたりしています。

↑ パスタを茹でながら、バジルを収穫。さっと洗ってパスタに入れました。

    

 

 

 

↑ 作業中、ちょっとした休憩の際にペパーミントを収穫。熱湯を注げば香り高いミントティーに。

 

 

 

もし小さなお子さんがいらっしゃるお家でしたら、お子さんと一緒に野菜を育てて、収穫して食べてみるのも楽しいですよね。

 

都市部で生まれ育った方の中には、自分の食べている野菜がどうやって育つのか一度も見たことがないという人もいるようですから、家庭菜園で育てた野菜を食べることは立派な食育にもなりそうです。

太陽、土、水、自然界の恵みをお子さんと実感できるのも楽しそうですよね。

 

 

 

楽しみ方③ 芸術表現してみる(写真、絵手紙)

 

育てている野菜、収穫した野菜の写真を撮ったり、絵を描いたりするのも楽しいことです。

 

これは私が独身時代に、ベランダ菜園の様子を撮影した写真です。

まぁ、自己満もございますが、ちょっと“インスタ映え※”しそうじゃございませんか?(あ、しないですか。失礼しました。)

※インスタ映え:写真や動画を投稿するSNS「Instagram」(インスタグラム)で「映える」ことを指す。2017年の「流行語大賞」。

 

 

           

こちらは野菜(いただきものですが)の絵を描いたもの。

 

ナス

 

 

大根

 

 

野菜は被写体、モチーフとしても、扱いやすいですよね。色つやが鮮やかなものも多いですし、動きませんし。

 

こうやって撮影したり、絵に描いたりしたものを、SNSなどで紹介して、友人と楽しさを共有するのも一興です。

      

 

 

楽しみ方④ お裾分けする

 

家庭菜園をやっていると、自分では食べきれないくらい収穫できることもあります。そんなときは、友人やご近所さんにお裾分けするのがお薦め。

 

収穫した野菜は気軽なプレゼントに最適です。料理をされる方からは、ものすごく喜んでいただけることがあります。するとこちらも楽しくなって、また家庭菜園をやろう!という気持ちになります。周囲の人たちとの交流が深まり、暮らしにますます潤いが出てきます。

       
     

・・・

 

前回と今回の記事では、「家庭菜園やってみたいけど、なかなか一歩踏み出せない」という方に向けて、初心者向けの「家庭菜園の始め方、楽しみ方」を紹介しました。

    

楽しさいっぱい、大事な意義もある家庭菜園にぜひ挑戦してみてください。

 

(SNIオーガニック菜園部事務局 矢野 裕大)


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