”森の中”の生活,本間 ひかる

小さなお花屋さんで教えてもらったこと/本間ひかる

2015年7月28日  

 

相栄推進課の本間ひかるです。

先日、八ヶ岳南麓の標高700m付近で見つけた小さな花屋さ
んに立ち寄ってみました。

このお花屋さんは、自然の恵みをたくさん受けた花作りを
するために、ビニールハウスは使用せず、昼夜の寒暖差を
利用して、花を露地栽培しているそうです。
化学肥料は一切使用せず、農薬も必要最小限に抑え、種ま
きから収穫、販売に至るまで、環境に配慮した栽培を行っ
ているとのこと。

さらに、花の栽培だけではなく、農業もされていて、畑で
使う堆肥は自家製のものを使っているとのこと。
畑
自家製の堆肥を使うのは、次の理由からだそうです。
・地域のゴミとして出された産業廃棄物(コーヒーや紅
茶、麦茶などのカス)を無料でいただき、堆肥にして畑
に還元することで、ゴミを減らせること
・堆肥用の落ち葉を拾うことが、側溝の掃除に繋がること
・畑の生物多様性を守れること

※購入した堆肥の場合、原材料の種類が少ないために、
発生する微生物が少なくなり、それを使い続けること
で、畑の生物多様性が失われてしまうそうです。

このように、畑をいい状態に保つために、自然のものをで
きるだけ活用するようにしているとのこと。
家庭菜園でも採り入れてみたいと思います。

こうして野菜や花を育てるコツをいろいろと教えていただ
けるなど、ふと立ち寄ったお花屋さんで、人と人との繋が
りの大切さを改めて実感しました。

さらに、ここ山梨県北杜市では、以前住んでいた東京の花
屋さんでは高くて買えなかったような、摘み立ての旬の花
が安く手に入ります。
お花屋さんに行くことが、一つの楽しみになりました。


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