結婚できず、ネット依存の日々から脱け出すには

結婚・恋愛

会社ではそれなりに信頼され、生きがいをもって仕事していますが、つきあっている女性もなく、友だちが次々と結婚していく様子を見るにつけ、自分の年齢と照らし合わせて考え、内心焦りを感じています。そのせいか、毎日、深夜までネットサーフィンに明け暮れています。そんなことをしても虚しいだけだと分かってはいるのですが、どうにも止められません。(N・H、37歳、男性)


回答者:勅使川原潔(生長の家本部講師補)

 


恵まれていることに感謝し、余暇の時間の有効活用を

婚期は人それぞれに違うものですから、友だちが次々に結婚したからといって過剰に気にする必要はありません。

今より良い方向に進むために、まずは今恵まれていること、与えられているものに感謝してみてはいかがかと思います。ご相談文にあるように、「信頼され、生きがいを持って仕事している」というのはとても素晴らしいことで、これこそ感謝に値することではないでしょうか。

生長の家では、コトバには物事を実現する力があるとして、コトバの大切さを説いています。そのコトバとは、身・口・意といって、口で発する言葉だけでなく、身体で表現すること、心で思うことも指し、日頃どんなコトバを使って暮らし、積み重ねていくなかで人生や運命が決まってくるものなのです。

ネットサーフィンにはまっているということですが、ご存知のように、ネットではどんな検索ワード使い、どんな検索履歴を蓄積していくかで次に表示される画面が変わってきます。ですからこの場合も、できるだけ明るい気持ちになるような言葉を使って検索してみたらいかがでしょうか。

もう一つお勧めしたいのは、生長の家が推奨している『日時計日記』に、先ほど申し上げた「信頼され、生きがいを持って仕事している」ことに感謝するだけでなく、嬉しいこと、感動したこと、夢や希望を記すことです。それを続けることによって、身体にも心にもきっとよい影響が出てきて、自然にネットサーフィンに依存する時間も短くなっていくと思います。

それに、たまにはネットを離れてオフラインの時間をつくり、自然の中に出かけてみるのも良いのではないでしょうか。心身ともにリフレッシュし、きっと何か新しい発見があるに違いありません。

余暇の時間を有意義に過ごし、思う存分仕事に励んでください。そこから新しい道が開けると思います。



関連する相談

月刊誌のご紹介

なんでも相談Q&Aは、月刊誌『いのちの環』『白鳩』『日時計24』に掲載された内容になります。
この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。