自分の特技が職場で活かせない
今の会社に就職して二年ほど経つのですが、自分の特技を活かす機会がなく、このまま続けてもいいのかと悩んでいます。英語が日常会話程度は話せるので、語学力を活かせる仕事に就きたいと思っていたのですが、第一志望の会社に落ちてしまい、現在の会社に就職しました。やりがいも感じていますが、思い描いていた仕事とは全く違うため、時々やる気を失ってしまうことがあります。どうしたらいいでしょうか?
(24歳、女性)
回答者:水島育子(生長の家本部講師)
仕事に限らずに特技を生かしつつ、自分の気持ちに向き合ってみましょう
動き出してみよう
やりたいことがあって、それに向かって努力をしてこられたのですね。あなたと同じ二十四歳の頃、私も不本意な仕事をしていたことがあります。新聞記者になりたかったのですが、軒並み試験に落ちてしまい、ファミレスでアルバイトをしていました。このままで良いのか、悩む気持ちは私にもよく分かります。
一方であなたは、今の仕事にやりがいも感じていると書かれています。それはとても幸せなことですね。どんな仕事でもベストを尽くし、他者に喜んでもらうことは、大きな喜びになります。
それでも「時々やる気を失ってしまう」ということですから、得意な英会話の役立つ場を探して、動き出してみてはどうでしょう。英語の得意な私の友人は、十年以上、自分の姪に英会話を教えて喜ばれています。ほかにも自治体などの英語ボランティアに応募してみるなど、語学力を活かす場は、仕事以外にもありそうです。
そのような経験を通して、世界が広がったり、自分がどんなときに最もやりがいを感じるか分かったり、新たにやってみたいことが出てきたりすると思います。そんな自分の気持ちに向き合い、時々ノートに記してみるのもお勧めです。
感謝の気持ちで
さて、アルバイトをしていた私はその後、新聞社に就職が叶いましたが、さらに二十年ほど経った今は、この月刊誌の編集などを行う仕事をしています。さまざまな出来事を経て、自分の得意なことや何をしている時に最も喜べるかが分かってきました。また、アルバイト時代も含め、かつての上司や同僚から教わったことがいかに多いか、また家族に支えられてきたかを日々感じています。今のあなたの周囲の人々も、あなたがよりよく生きていくために、縁あって出会っている人たちですから、「アリガトウ」の気持ちを折々に伝えられるといいですね。
最後に、谷口純子・生長の家白鳩会総裁著『夢の地平線』に書かれている言葉を贈ります。
「(略)大切なことは、自分の心の声を聞いて、その心に忠実に生きようと努めることである。また、一つの夢がかなったら、それでおわりではない。そこから、次の希望が出てくる。そのように、私たちの人生は、夢の地平線――無限の可能性に向かって、どこまでも伸びてゆくものである」(161ページ)
行動し、自分の気持ちに向き合う中で、やりたいと思ったことを自由にやってみてはどうでしょう。あなたの無限の可能性がさらに開花していくよう応援しています。
