体験談

PBS活動の喜び~菜園の喜びが職場に広がって/神奈川教区栄える会 向井広行

2021年10月5日  

 私は、2017年1月、SNIオーガニック菜園部に入部させて頂きました。
 当初は、プランターでミニトマトやキュウリなどの夏野菜を育てていました。収穫できた時は本当に嬉しくてその喜びからスマホで写真をとり、SNIオーガニック菜園部のFacebookグループに投稿すると、菜園部の方々からたくさんのリアクションが頂けて喜びも増幅しました。
 しかし、2年目は少し欲張りすぎて、たくさん収穫できるように株間を狭くしたり、水あげをたっぷりし過ぎると、作物はほとんど不作で、私は自然の厳しさを痛感しました。
 そんな中、菜園部の先輩である南出英男・相愛会教区連合会副会長(当時)に、土壌改良をするようアドバイスを頂きました。南出さんは、菜園検定を合格した方でした。お蔭様で土壌の改良に成功し、それ以来毎年、多くの野菜を育てるようになりました。

 更にある日、庭で畑を耕していると近所のSさんから、「うちの畑を見に来ないか」と声をかけられました。その方は、私の両親と同世代で、生長の家のことはご存じありませんが、車で20分位離れた広い畑で多種の野菜を趣味で作られていました。「どのような野菜を育てているか」、話も弾み私も手伝いながら色々教わることになりました。最初は車で通っていましたが、SNI自転車部に入部すると、畑まで自転車で通いたいと思うようになり、今では自転車で畑まで30分位かけて行くようになりました。帰りは体力的にきついですが、途中の下り坂で受ける風はすがすがしく疲れも吹き飛びます。その後、Sさんから「ここのスペースで何かやってみないか」ということになり、「向井ファーム」をお貸し頂きながら、毎年3月頃になると、じゃがいもを植え付けることにしました。
 こうした一連の菜園の活動は、趣味を超えた大きな不思議な力があることを実感しました。
自然と調和した生活が、人と人をつなぐだけでなく、今喫緊の課題への大きな取り組みになっていると考えてみると、とてもやり甲斐があります。

 このようにして、自宅の庭ではじめた菜園から、あるきっかけを契機として、菜園仲間ができました。今では、自宅の菜園では、ミニトマトやキュウリなどの夏野菜を大切に育てながら、Sさんの畑で野菜を育てています。
 今年は、3月末に、感染拡大防止を意識しながら、ミニイベントとして家族と一緒に植え付けました。その後、じゃがいもの品種や特徴について教えていただきながら、土寄せやめかきなどの手入れもし、7月初旬に家族で収穫することができました。きたあかりに男爵、メークインにそしてべにあかりと4種類も収穫できました。改めて自然の恵みに感謝致しました。

 そして、その収穫したじゃがいもを早速職場の方達にお裾分けすると、職場で菜園のことが話題となり、「自分でもやってみます。ありがとうございます」や「子供たちと一緒に家で野菜を育ててみたい」など喜びが広がっています。
【まとめ】
 こういった喜びをSNIオーガニック菜園部のFacebookグループにミニイベントとして投稿しますと、全国の菜園部の仲間たちからコメントを頂くことができ、つながりが深まることを感じさせて頂きました。
 私が日頃意識していることは2つあります。1つは、自然と調和した生活。もう1つは信仰と生活の一致です。そして、この生活を職場の方達にもお伝えすると、信仰が職場へと広がります。
これからも、三正行を励行し続け、神・自然・人間は本来一体であるとの 素晴らしいみ教えを、縁のある方々にお伝えして参ります。


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