体験談

自宅に大容量のオフグリッドシステムを構築/香川教区栄える会会頭 山地隆之

2022年6月3日  

 この度、香川教区栄える会会頭に就任いたしました山地隆之です。会頭職を務めさせていただくことは大変光栄なことでありますが、今はその責任の重さを痛感しているところです。教化部長のご指導始め教区栄える会の皆様のご協力を得まして、人類光明化運動・国際平和信仰運動に全力を尽くす決意でおります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
私は㈱菅組という建設会社で、木造建築の設計をしておりますが、通勤と施主様との打合わせや現場へ行くために毎月約1700kmを自動車で走ります。2018年に「生活の記録」をつけていましたらその車がわが家のCO2の全排出量の半分以上、毎年4トンものCO2を排出していることを知りました。
私は『“森の中”へ行く 人と自然の調和のために生長の家が考えたこと』(谷口雅宣先生・谷口純子先生著)を読み、太陽は、現在の人類のエネルギー需要の5700倍もの莫大なエネルギーを常に地球に降り注いでくれていることを知りました。
私はこの御文章に強く触発され、仕事に必要な自動車を太陽の力のみで走らせることができないものかと考え、2018年に電気自動車への充電を可能にする大容量のオフグリッドシステム(※下記参照)を自宅に構築することにしました。パワーコンディショナーと呼ばれる国産のインバーターは売電向けでオフグリッドには向いていません。色々調べた末、この分野の先端のオフグリッドインバーターと蓄電池セルの技術は、中国の深圳と上海にあることがわかりました。私はこの最先端のオフグリッドインバーターとリン酸鉄リチウム蓄電池を計6回、個人輸入しました。通関手続きも家内と二人で行いまして、結果蓄電容量合計60kWhの蓄電池、出力合計16kWのインバーター、総発電量15kWの太陽光パネルをDIYで組み立て構築しました。現在、電気自動車のほぼ100%、住宅電力の90%以上をこのオフグリッドシステムがカバーしており、加えてお天気の良い日は余った電気でお湯を沸かして「我が家の使用電力が100%お日さま」の日になる時もあります。毎日太陽から無限供給の電気エネルギーが、神の光となって降り注いでいることを、日常の生活で実感しています。そして、このことを神さまに感謝できること自体が本当に嬉しくて幸せで、「神、自然、人間の大調和」の教えの有難さをかみしめているところです。
 また、2019年3月3日に、我が家の相愛会誌友会に指導講師が来て下さり、神想観のご指導をして頂いた時の感動は忘れられません。それ以来、両親と家内と私の家族4人で毎朝、早朝の神想観を続けています。一昨年からは、地元相愛会と白鳩会の皆様とズームを使って神想観をするようになり、今では毎朝30名を越す皆様とご一緒させていただいております。その神の子の皆様から輝かしい栄える会新規会員の方々が先日10名も生まれました。なんという喜びでしょう!今、会員全ての皆様と手を携えて人類光明化運動に携わり、“新しい文明”構築のために尽くしたいとの念願でいっぱいです。

(編集部追記)オフグリッドシステムとは電力会社に頼らずとも電力を自給自足している状態。


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