体験談

光明化の同志が増えていく祈り合いの神想観/生長の家香川教区栄える会会頭 山地隆之

2023年6月7日  

香川区教栄える会では、毎月第2週の月曜日から土曜日まで、夜9時からZoomを使っての祈り合いの神想観を開催して1年ほどになります。会員の皆様から「切実な悩み事などを何とか解決できないだろうか」とのご希望で始まりました。コロナ禍の前に教区の練成会で行われていた祈り合いの神想観を参考に、Zoomの制約の中で全行程が45分で終えられるように試行錯誤をしながら続けております。続けていくうちに「あなたはわたしであり、わたしはあなたであります。あなたとわたしはひとつのいのちであります。」というコトバがほんとうに実感となって、自他一体の「観」が成立することをお互いに共有するようになってきております。今では、毎回10名前後の方々が参加くださっています。

先日、ご参加の方からこの神想観を通じて、とても不思議な嬉しい出来事がありました。Mさんという女性は急に膝が痛くなりました。それはもう立ち上がることが出来なくなる程で、ベッドで寝ている他は何もできなくなりました。そのことを知った、近くにお住まいのAさんがMさんのことをとても気の毒に思い、「Mさんの膝を治してあげたい、癒して差し上げたい」と一心に思われました。Aさんは香川教区栄える会で開催している祈り合いの神想観に参加くださっている方で、「今日は祈られる側の人になりたい」と手を上げられて、「膝が痛くて立つことができなくなったMさんの膝が治るようにみなさんに祈ってもらいたいです。」と神癒を申し出られました。祈る側の私たちは、まずMさんのことを思って祈っておられるAさんの実相を讃嘆し祈ることにしました。そして同時にMさんの神癒が成就し笑顔で立ち上がっている姿を強くイメージして祈ることにしました。

その時、Mさんは自宅にいて自分が祈られていることを知りませんでしたが、次の日Aさんに電話をされました。

「昨日不思議なことがあったのよ。9時過ぎころに突然膝が軽くなる感じがして、気が付くと全く痛くなくなっていて。どうかと思いながら立ってみたら立てたのよ!ずうっと長い間寝ていたのに、こんなにうれしいことは今までなかったわ。」

「えーっ!ほんとなの!!その時間栄える会の皆さんがあなたのことを神さまに祈っていたのよ!ちょうどその時間よ!」

その3日後、一部始終をご覧になって驚き感動されたMさんのご主人様が、栄える会に入会することを表明されました。

祈り合いの神想観を続けていくことで驚いたことは、祈られる側よりも、むしろ祈る側の方が幸せな境地になることです。人さまが幸せになっていくことが嬉しくて嬉しくしょうがなくて、「長年、生長の家を信仰していてもこのような体験ははじめて」と先導されている方がお話しされています。そういう方が、今、何人もいらっしゃいます。人の幸せが祈りたくて祈りたくてしょうがないほど祈りたいという光明化の同志を、これからもどんどん増やしてまいります。


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