体験談

二百字日記でつづる日々の喜び/岐阜教区栄える会事務局長 武山洋子

2024年3月4日  

昨年11月から二百字日記を書き始め、今は私の小さな習慣となっています。

きっかけは、二百字日記を投稿し、交流するFacebookグループの投稿版「二百字日記」に招待を受け、「これは、毎日書くものなのだな、おもしろそう」と思い、書き始めました。

私が日記を書くときのポイントは、何を書くということも考えず、自分の今日一日にあったスペシャルな出来事を書くようにしています。家族に話すように、どの部分を話すかを思い浮かべて、書き始めます。ある日は洗濯物を干しているときに出会ったカマキリの話を書き、そしてある日は、散歩のときに出会った方について書きました。栄える会の会議があった日には、会議後に伺った感謝訪問先の会員さんと会話したことを二百字日記にまとめました。一日一日、その日あった楽しかったことや、びっくりしたことをつづらせていただいています。

“毎日”というのは、同じ日の繰り返しのようではありますが、私自身、二百字日記を書くようになり、意識すると変化しているものが見えてくるようになりました。その中でも一番変化しているように映るのが自然です。木々は芽が膨らんできたり、葉が繁ってきたり、実が色づいてきたりと変化に富んでいます。また、空も雲も毎日、刻一刻と変化しています。自然に接することで、心穏やかな時間を感じられるようになりました。そして、毎日のどの時間を切り取っても感謝するところがあると思えてきました。

Facebookグループ投稿版「二百字日記」は、生長の家の方や信徒以外の方も見てくださっているのかと思うと、少し気が引けますが、共感いただいたり、コメントで思いがけず声をかけられたりと、たくさんの方々と繋がっている実感が沸き、私の中で世界が広がったような気がしています。

あまり難しいことを書こうとせず、日常に起こった今日のワクワクしたこと、しみじみと嬉しかったなぁと思うことを書かせていただいています。これが「何々のことを書きましょう」と言われていたら、続けられなかったかもしれません。そして、今日まで続けられているもう一つの理由は、他の方々の投稿を拝見し、共感して笑えたり、考えさせられたり、感動するという一体感を感じることができたからです。毎日生かされていることが奇跡かもしれないという思いも湧き上がってきて、当たり前の生活をさせていただいていることに感謝の日々です。刻一刻と変わる日々の変化や、奇跡のような毎日に起こるワクワクすることを敏感に受け止め、これからも二百字日記を力まず書いていこうと思います。

2023年12月27日の二百字日記


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