ライフスタイルの転換~エコライフ編~

自転車を通して、地域の魅力や大自然の価値を再発見!/近藤慎介

2016年10月11日  

相愛会・栄える会推進課の近藤慎介です。

昨年6月にロードバイクを始めて一年余りが経過しました。
“困難に戯れながら”楽しんでヒルクライム(※)をしたり、自然の一部である自分の肉体のレベルアップに努めています。
(※)自転車で峠などの坂を登る競技のこと

去る8月21日、栃木県矢板市で開催された「やいた八方ヶ原ヒルクライム」に出場しました。
同じコースを活用して、マラソン大会も行っていました。

昨年、「一年に一回は外部のヒルクライム大会に参加しよう」と決め、今年選んだのが上記大会でした。
参加してみると、感動の連続でした。

通常、勾配があってクネクネと曲がりくねる山岳の森の中を通る道路は、平坦で見通しのいい真っすぐな道路に比べ、走りにくかったり、時間がかかったりします。

しかし、こういった一見、マイナスと思われる「地域の自然豊かな峠をうまく活用した」運動イベントなどを通して、地元・矢板市や自治会が街をあげて、地域に住む方々を巻き込みながら、自分たちの住む街の魅力を伝えようとされている姿に感動しました。

大会では、地域の大人の方々はもちろん、地元・矢板中学校の生徒たちも駆り出されてボランティアで運営をされていました。
沿道の至る所では地域の方々が声援を送ってくださったり、中学校の合奏部の生徒たちが音楽で応援をしてくれたりと、参加者が嬉しくなるような試みでいっぱいでした。

さらに、地元のプロレーシングチーム「宇都宮ブリッツェン」や「那須ブラーゼン」のプロ選手のゲスト参加があって、大会終了後には彼らによる対談イベントがあったりと、とても楽しめました。

他に、参加賞として地元名産のお菓子をもらえたり、地元の食材を使った飲食関係の屋台が出展されていたり、自転車のケミカル用品のメーカーの出展ブースで「無料メンテナンス」を受けられたり、自転車メーカーの出展ブースで自転車の試乗ができたりと、いろいろと楽しめました。

運営に携わる地域の皆さんの姿からは自分の住む“地域への愛”が、そして自転車関連で働く方々の姿からは“自転車への愛”がよく伝わってきました。

さて、私は十代の頃、「何もない(と思っていた)田舎を早く出て、何でもそろっている(と思っていた)大都会に行きたい」と考え、大学進学以降、都会生活を始めました。
しかし、3年ほど前に山梨県北杜市に移り住み、そしてロードバイクなどを通して自然との触れ合いを大切にしたり、地元の消防団に入って活動をすることにより、それぞれの地域にあるさまざまな魅力に気付くことができました。

そういった視点で周囲を見るようになると、自然が豊かな田舎には、高層ビルなどの人工物でいっぱいの都会とはまた違った魅力に満ち溢れていること、そして自然そのものには無限の価値があることが分かるようになりました。

<アクション>
地域のイベントに参加したり、週末に自然の中を散策してみてはいかがでしょうか?
地元の魅力を再発見したり、大自然の無限の価値に気付くことができることでしょう!

(2016/08/26、相愛会・栄える会推進課 近藤慎介)

★★★「真理の言葉」★★★
神の無限供給は永遠性のものであって、景気、不景気に左右せられるようなものではないのである。毎日怠らず神想観を実修して、神の無限供給との一体感を深めよ。神の供給の水は永遠に涸れないのである。
(『人生の秘訣365章』172頁)

神様の世界には、貧しさも不景気も本来は存在しません。
ただ無限の供給に満ちあふれた世界があるのみです。
毎日の神想観の中で、「神様の無限の供給を既に受けたり」と感謝の祈りを捧げ、今、与えられている恵み一つひとつに感謝いたしましょう。


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