ライフスタイルの転換~エコライフ編~

SNSによる倫理的な生活者としての情報発信のお勧め/奈良教区 西手清英

2017年8月2日  

合掌、ありがとうございます。

皆様は信仰に基づく「倫理的な生活者」としての三つの実践のことはよくご存じのことと思います。

ところで、Facebook上にプロジェクト型組織の活動事例を紹介するSNIオーガニック菜園部、SNI自転車部、SNIクラフト倶楽部の3グループが設けられていることはご存知でしょうか?残念ながら相愛会員で、このグループに登録されている方は数%に過ぎないと伺っています。私はこれらのグループが創設されてすぐにメンバーとなり、日々、楽しく投稿してきました。

手先が器用な私は、有り余る孟宗竹を3cmほどの輪切りにし、半分に割ってカード立てを作り、生長の家講習会の推進に使ってきました。玄関の下駄箱の上に置いて受講券を立ててもらえば、家に光が入りますし受講券を失わずに済むからです。また、私は毎日のように料理をするので、竹で調理用のヘラを作ったりもします。自作のクラフトは大量生産、大量消費への戒めであり、愛着も湧きます。

ところで、SNI自転車部の活動を遊びという人がおられるようですが、それはとんでもない誤解です。「天女山ヒルクライム」のような象徴的なイベントからそう思われるのかも知れませんが、自転車部の狙いは健康増進もありますが、自転車の日常的な利用による「低炭素の生活法」の実践なのです。私は通勤などに自転車を使っていますが、買い物などの日常生活の足として自転車を利用いただきたいのです。自転車で買い物に行けば、無駄な買い物もしなくて済むわけですから。

さて、最後はSNIオーガニック菜園部のことです。私の息子は、8年ほど前からオーガニックの野菜栽培に取り組むようになりました。そのおいしさに目覚めた我が家では、数年前から牛肉、豚肉等を食べないノーミートの食生活を実践しています。食肉産業全体から排出される温室効果ガスは、人類の活動で排出するガスの約51%にも及ぶという報告もあります。肉食を止めるだけで、毎日平均4万人もの人々が餓死するという状況を回避できる可能性があります。私は、人の食料を奪ってまで肉食をしたいとは思いません。私は日々、息子のオーガニックの安全安心野菜を使った料理をFacebookに投稿しています。

こうした投稿をすることによって、創造力が掻き立てられ、気付きがあり、自分の倫理的な生活者としての自覚と使命感が深まります。Facebookには翻訳機能があり、世界の人々とつながることが出来ます。実に楽しいではありませんか。

1万人が発信すれば、気候変動に対する大きな抑止力となって、世界を駆け巡ることになります。詳しくは「生長の家相愛会 会員のしおり」P61以降をご覧になり、多くの方々が仲間になって下さるよう期待しています。

 


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