相栄推進課の渡邉真紀です。
以前、総裁・谷口雅宣先生のブログ「“マルチタスク”はほどほどに」(2010年8月27日号)の
記事( 『小閑雑感』Part19掲載)を読んでから、
いわゆる“ながら族”の行為を止めるように心がけています。
しかし、どうしても止められなかったことがあります。
それは、DVDを観ながら洗濯物を畳むことです。
私は家事の中で洗濯物を畳むことが一番の苦手で、
その苦手な気持ちを紛らわせるために、
好きなDVDを観ながら畳んでいました。
しかし先日、思い切ってDVDを観るのを止めてみました。
洗濯物を畳むという行為だけに集中し、
一枚一枚、丁寧に畳んでみることにしたのです。
すると、洋服の小さなほころびやしわなどが目に付き、
洋服がいつも私のことを“身を挺して”守ってくれているのが伝わってきました。
感謝の思いと共に、愛おしい気持ちが湧いてきて、
洋服に対して心の中で
「いつもありがとう」
とつぶやいていました。
「こちらこそ、丁寧に畳んでくれてありがとう」
と、洋服が返事をしてくれたように感じました。
そのことが嬉しくて、嬉しくて・・・、
幸せな気持ちの中、あっという間に畳み終えてしまいました。
DVDを観ながら畳んでいた時よりも時間が短縮され、
さらにその時間が愛と感謝の気持ちにあふれた幸せな時間に変わっていたのです。
一つの物事に集中することの大切さを教えていただいた出来事でした。
<アクション>
“ながら族”を止めて、一つひとつの物事に集中し、丁寧に行うことを心がけてみましょう!
今までに気づかなかった“発見”がきっと生まれます。
(2014.11.21、相愛会・栄える会推進課 渡邉真紀)
(生長の家相愛会メールマガジンvol111)