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「日時計主義(※1)を生きよう!」(信仰体験発表)
・生長の家に触れ運命が好転する!~人生の柱・家庭・職場を得る~
千葉県 穐葉隆幸
(※1)日時計主義:物事や人の光明面を観る生き方
本日は、私がどのようにして生長の家のみ教えにふれ、
運命が好転していったかを発表させていただきます。
私が生長の家に触れたのは、
平成14年4月、仕事上の引き継ぎからでした。
その当時は旅行会社に勤務しており、
前任者から「宗教法人生長の家千葉県教化部様」というお客様を引き継ぎました。
普通、引き継ぎをする時は、前任者が
「私はこのたび転勤になりまして、後任の穐葉です」
と事務的に挨拶するだけのものですが、
引き継ぎの挨拶で教化部(※2)を訪ねた時、
前任の彼は離任の挨拶のあと、
「生長の家の皆さんには本当にお世話になりました」
と涙を流し始めたのです。
(※2)教化部:各地にある生長の家の布教伝道の拠点
後になって、私も生長の家の素晴らしさを知り、
後ろ髪を引かれた彼の気持ちが理解できるようになりましたが、
その時は
「この男は、洗脳されたか」
と面喰いました。
引き継いだ私は、出入りの旅行業者ですから、
お誘いいただいた「講習会(※3)」「家族大会(※4)」「見真会(※5)」等、
各種行事には必ず参加して、
最前列の一番目立つ席で真理のお話を聴かせていただきました。
(※3)講習会:生長の家の総裁先生ご夫妻が直接指導される講演会のこと。
毎月、日本全国の各地で開催されている。
(※4)家族大会:性別や年齢などに関係なく、誰でもが参加できる講演会
(※5)見真会:生長の家の合宿形式のつどい。
宗教行を実践する。
宗教団体のお客様は初めてでしたので、
第一印象は不気味な存在でした。
何もしていないのに
「ありがとうございます」
と手を合されて拝まれて、お礼は言われるわ、
おかしくないのに
「あはは、あはは」
と大勢集まって大声で笑っている。
「とにかく深入りだけはしないで、仕事だけのお付き合いにしておこう」
と考えました。
しかしながら、生長の家のみ教え・真理のお話を聴けば聴くほど、
自分自身の心の中の黒雲がとれ、心の中に光が差し込み、
呪縛から解かれた心境になることができました。
「この教えに沿って生きていけば、苦しみも悩みも全て無くなる」
と思えるようになりました。
こうなりますと、ビジネスのお付き合いから、
積極的に行事に参加させていただき、
会員でもないのに、いろいろな行事のお手伝いをやらせていただくようになりました。
まわりの方々も仲間として扱ってくださるようになりました。
その当時の私は仕事一筋人間でした。
土日の休みにも出勤し、毎日の帰りは午後11時、12時。
妻はさぞ寂しかったろうと思います。
3人の子供たちを抱え、
厳格な父と介護度5という重い認知症にかかった母もおり、
長男は中学2年生から登校拒否。
子育ての問題、家庭の問題、夫婦の問題を一人で背負っていたのですから。
そして、妻は我慢できずに、平成12年、13年と両親が相次いで他界したのを機に、
家庭内別居が始まりました。
そして10年近い別居の末、平成20年5月に正式に協議離婚しました。
今では妻や子ども達に対して、心から
「申し訳なかった」
「ありがとう」
というお詫びと感謝の言葉しかありません。
離婚によって、
「このままではいけない。自分を変えなくてはいけない」
と考えるようになり、
この年の4月に正式に相愛会員(※6)となった上で、
千葉練成会(※7)に通い続けました。
「自分が変われば、世界が変わる」の言葉のもと、
ひたすら練成会で生長の家のみ教えを学ばせて頂きました。
(※6)相愛会員:生長の家の中高年男性のつどい(相愛会)の会員
(※7)練成会:生長の家の合宿形式のつどい
神様の方を向き始めた私に、神様は救いの念波を出して下さり、
いろいろなことを与えてくださいました。
運命好転の材料もあれば、人類光明化運動(※8)への使命もありました。
(※8)人類光明化運動:生長の家が運動として進めている布教伝道活動の名称
まず、平成23年に地方講師(※9)を拝命。
「多くの方々に生長の家の真理をお伝えし、光明化運動に邁進しなさい」
との使命をいただきました。
(※9)地方講師:全国各地で生長の家の真理を宣布するボランティアの講師
初めて参加した「講師研修会」で、新任講師の決意を述べさせていただいた時、
私は
「人は素晴らしいこと、嬉しいこと、誇らしいことは人にしゃべりたくなるものです。
反対に恥ずかしいこと、悩んでいること、苦しいことは内に秘めたくなるものです。
私は『生長の家を知って、嬉しかったこと、良かったことが、こんなにも沢山あった』と
皆さんにお伝えして回りたいんです。
反対に〝話すことは放つこと〟ということも教えていただきました。
悩んでいる人、苦しんでいる人には、
『具体的に何をしなさい』とかは言えないかも知れません。
しかし『話すことで気持ちが楽になりますよ』とお伝えしたいんです」
と決意を述べさせていただきました。
今でもこの気持ちで講師活動をさせていただいています。
次に神様から頂いたものは再婚という道でした。
彼女とは、私が離婚し、千葉練成会に通い続けていた時、
同じ参加者として出会いました。
彼女は当時付き合っていた男性との結婚を両親に猛反対され、
親子断絶状態を解消したく、
平成22年から練成会に通い続けていました。
練成会をご縁として神様のお導きにより、
平成23年10月に結婚しました。
今、千葉教区相愛会で展開している
「日時計主義の実践」、通称「男の修行」は、
私にとっては“修行”ではありません。
「妻と握手する」
「妻との会話を大切にする」
「『ありがとう』と感謝の表現をする」
「最愛の妻を讃嘆する」
「一家の祭り主となる」、
こんなことは当り前のことです。
なにしろ21歳も年下の女性を妻にしたのですから、
大事にしないといけません。
しっかり毎日実践して、幸せな生長の家の家庭を築いています。
お陰様で、昨年7月には男の子の神の子さんを授かり、
巷の育児書に頼ることなく、生長の家のみ教えを柱として
「生長の家の教育法」で子育てをしております。
次は私の転職です。
平成20年に離婚寸前だった私は、仕事に対する情熱も失せ、
惰性で仕事を続けている状態でした。
また、再婚した平成23年頃には「ここが一つの区切りかな」と感じていました。
しかし、「新婚でいきなりの無職では、妻も呆れてしまうのでは?」と危惧して、
ある晩、恐る恐る妻に「会社を辞めたいんだけど、どうかな?」と聞いてみますと、
意外にも妻の言葉は「いいんじゃない。やめた方がいいよ」でした。
「収入はどうするの?」と聞き返したところ、
さすが生長の家で真理を学んでいる人間です。
「私達は神の子よ、無限供給でしょ、
私達は既に必要な物は与えられているのよ。
今後も与えられ続けるのよ。
明日にでも支店長さんに、『僕、辞めます』と言ってきたら」。
この言葉に背中をおされ、平成24年10月、
33年間勤めた旅行会社に辞表を提出し、翌年1月末日付で退職いたしました。
ここで神様は新たな使命を用意してくれました。
次の仕事の目途が全く立っていない状態で辞表を提出したのですが、
その後、生長の家千葉県教化部から
「職員として働いてみないか?」
という大変有難いお誘いをいただきました。
そして、平成25年1月31日に旅行会社を退職、
その翌日から千葉県教化部に勤務という、
就職活動や失業状態もないスムーズな転職をすることができ、
ここに神様の大きなお導きを感じることができました。
現在、千葉県教化部での仕事は、
主に地元の機関紙『千葉の灯』の編集の担当です。
地方講師を拝命した時にお誓いした「生長の家で良かった」ということを、
編集のお仕事を通して、私自身が多くの方にお伝えすること、
また信徒の皆さんが感じられている「生長の家で良かった」という思いを、
紙面を通して、更に更に多くの方々にお伝えすることが、
今後は私の素晴しい使命に変わったのだと思っています。
また、相愛会においても、教区連合会副会長や次世代育成対策部長、
千葉北相愛会長(※10)というお役を頂戴しております。
(※10)教区連合会副会長、対策部長、相愛会長:生長の家の役職名
次世代を担う青少年達や生命学園(※11)の子ども達と共に、
各種行事を通して「人間・神の子」の自覚を深く心に刻む機会を頂いております。
(※11)生命学園:園児や小学生対象の生長の家の日曜学校
千葉北相愛会でも誌友会(※12)開催率100%を継続中で、
日頃のお世話活動を、楽しさと感謝の心をもってコツコツと地道にさせていただいております。
今後も引き続き、多くの方々にこの素晴らしいみ教えを拡めてまいります。
(※12)誌友会:全国各地で開催されている生長の家の勉強会
(平成27年度の「相愛会・栄える会合同全国幹部研鑽会」の信仰体験発表、2015.04.28)