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(活動紹介のスピーキング)義歯刻印ボランティアと産土神社の清掃活動~息子が後継者として育つ~/大城誠次郎(鹿児島)

2015年6月16日  

 

「活動紹介のスピーキング」(活動事例発表)

・義歯刻印ボランティアと産土神社の清掃活動~息子が後継者として育つ~

 鹿児島県 大城誠次郎

 

私は鹿児島県下の特別養護老人ホームなどで、

年3回程度、歯科技工士会の仲間達と一緒に、

「義歯刻印ボランティア」をさせてもらっています。

スライド2

刻印は、紙に名前を打ってテープでマスキング作業をしたりして、

義歯の中に埋め込みます。

 

義歯は利用する者にとって身体の一部であり、

より良い生活を送るために大切なものです。

もし義歯の取り違いなどが生じたりすると、

健康のためにも、衛生上も良くないばかりか、

上手く噛み砕けなくなって、食への要求が満たされなくなります。

スライド3

また、介護業務に携わっている者にとっても、

作業がスムーズに進むということで大変喜んでもらっております。

 

鹿児島県には全国的にも珍しいと言われる

“歯の神様”を祀っている「松原神社」があります。

これは、鹿児島県教化部の産土神社にもなっており、

毎月1日に参拝しているそうです。

この「松原神社」で、1年に1回、

虫歯デーの一週間前の日曜日に、技工士会のメンバーが集まって、

早朝の1時間半程度、箒(ほうき)ではいたり、

草を取ったりと奉仕作業を行っています。

スライド4

若い技工士さんに

「ここをきれいにすることは、自分の心をきれいにすることでもあるんだよ」

と教えてあげると、みんな嬉しそうな顔をします。

最近では、私がこの奉仕作業に参加できない時には、

歯科技工士になった息子が参加してくれるようになりました。

息子が後継者として育ちつつあることが、

今、私にとっての大きな喜びとなっております。

(平成27年度の「相愛会・栄える会合同全国幹部研鑽会」の活動紹介のスピーキング、2015.04.28)


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