”森の中”の生活

地震を体感して決意したこと

2015年10月17日  

相・栄推進課の本間ひかるです。

9月12日の早朝、私の住んでいる山梨県でも、東日本大震災を
思い出すようなとても強い揺れを感じました。
東京湾が震源で、最大震度5弱とのこと。
幸いこの日の地震では大災害が起こることはなく、普通に1日を
過ごすことができました。

この日の夜、2011年3月と4月に、総裁・谷口雅宣先生が2つの
「大震災についての祈り」(「自然と人間の大調和を観ずる祈り」
と「新生日本の実現に邁進する祈り」)のお言葉を発表されていた
ことを思い出し、旧ブログ『小閑雑感』を読み返してみました。
(2つの祈りのお言葉は『次世代への決断』などに所収)

2011年3月17日
自然と人間の大調和を観ずる祈り

神の創造(つく)り給いし世界の実相は、自然と人間とが一体のもの
として常に調和しているのである。自然は人間を支え、人間に表現
手段を与え、人間に喜びを与えている。それに感謝し、人間は自然を
愛で、自然を養い、豊かならしめているのである。両者のあいだに
断絶はなく、両者のあいだに争いはなく、両者のあいだには区別さえ
もないのである。
(後略)

改めてこの祈りのお言葉を拝読させていただいたことにより、少しは
「地震は怖い」という思いがあるものの、自然と人間との本当のすが
たは互いに支え合い、生かし合っている一体の関係にあり、人間は自然
の一部なんだということを再認識することができました。

私は地震などの災害が起こると、どうしても東日本大震災当時のことが
頭をよぎってしまいますが、その度にそれまで当たり前と思っていた
ことが、そうではなくて、いかに有り難くて幸せなことなのかということ
を常に感じられるようになりました。
これから先の人生も、今、生かされていること、今、与えられていることに
感謝して生活していきたいと思います。


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