相・栄推進課の本間ひかるです。
9月12日の早朝、私の住んでいる山梨県でも、東日本大震災を
思い出すようなとても強い揺れを感じました。
東京湾が震源で、最大震度5弱とのこと。
幸いこの日の地震では大災害が起こることはなく、普通に1日を
過ごすことができました。
この日の夜、2011年3月と4月に、総裁・谷口雅宣先生が2つの
「大震災についての祈り」(「自然と人間の大調和を観ずる祈り」
と「新生日本の実現に邁進する祈り」)のお言葉を発表されていた
ことを思い出し、旧ブログ『小閑雑感』を読み返してみました。
(2つの祈りのお言葉は『次世代への決断』などに所収)
2011年3月17日
自然と人間の大調和を観ずる祈り
神の創造(つく)り給いし世界の実相は、自然と人間とが一体のもの
として常に調和しているのである。自然は人間を支え、人間に表現
手段を与え、人間に喜びを与えている。それに感謝し、人間は自然を
愛で、自然を養い、豊かならしめているのである。両者のあいだに
断絶はなく、両者のあいだに争いはなく、両者のあいだには区別さえ
もないのである。
(後略)
改めてこの祈りのお言葉を拝読させていただいたことにより、少しは
「地震は怖い」という思いがあるものの、自然と人間との本当のすが
たは互いに支え合い、生かし合っている一体の関係にあり、人間は自然
の一部なんだということを再認識することができました。
私は地震などの災害が起こると、どうしても東日本大震災当時のことが
頭をよぎってしまいますが、その度にそれまで当たり前と思っていた
ことが、そうではなくて、いかに有り難くて幸せなことなのかということ
を常に感じられるようになりました。
これから先の人生も、今、生かされていること、今、与えられていることに
感謝して生活していきたいと思います。