972dc251bc3202f0fe7f6114528c9d4e_s

澤田 伸史,相愛会総轄実行委員長のメッセージ

「敵は本来ない」/相愛会総轄実行委員会委員長 澤田伸史

2015年12月4日  


「敵は本来ない」/相愛会総轄実行委員会委員長 澤田伸史
日本の将棋に似たゲームは世界各国にあります。将棋とルーツが同じなのか、チェスも将棋の駒の動きと驚くほどよく似ています。そのほか中国やベトナムで人気の「シャンチー」、韓国の「チャンギ」も将棋によく似ています。
ただ、世界中見渡しても日本の将棋にしかない独特なルールがあります。その一つは、相手も自分も同じ駒を使うことです。これは将棋特有であり、外国では、お互いの駒が明確に色分けされてます。さらに将棋の駒は、最初から敵も味方もあいまいで、敵から取った駒を、自分のものとして使えるというルールがあります。それを好きなときに、好きな場所に使えるため、ともすれば、もともとあった自分の持ち駒よりも、敵駒のほうが使い勝手がよかったりする場合もあります。
この敵を味方にするという発想は、将棋に似た外国のゲームには無く、これはそうとう高度な精神性が必要となります。
それに関連して大聖師・谷口雅春先生は、「敵は本来ない」と次のようにご教示くださっております。

 

一切が神であることを知るならば、あなたの親も夫も妻も子も従業員も、また敵としてあらわれている者すらも、すべて神の示現であるということを知らなければならない。何故神がそのような姿をもってあらわれるかと言えば、神は“霊”であり、“霊”は広義に於ける“心の海”であって、吾々自身の“心”が波動を起こすならば、“心の海”を媒介として、恰も鏡に対して自分の影をうつすかの如く、自分自身の姿が其処に姿をあらわすことになるのである。(後略)」 『新版 栄える生活365章』177頁~
このように「一切を神と知り、敵は本来ない」の真理、さらに敵すらも赦し、仲間として受け入れてしまう日本人の素晴らしい感性、それこそが憎悪と復讐の負の連鎖となっているテロや紛争、さらにはその他の問題の解決にも必要なことではないでしょうか。
また将棋の世界では、一流の棋士になるために、「棋士のたまご」たちがまず指導されることがあります。それは、「食べ物の好き嫌いを無くすこと」なのです。嫌いを作らない、苦手を作らないことが棋士に限らず、一流になるためには大切なことでありますが、それを食事から徹底する、これが「嫌いなものを受け入れる」最高の練習につながります。
ちなみに食べ物の好き嫌いを克服した天才棋士・羽生善治さんにも、まだ苦手なものがあるのだとか。それは、外国で食卓に出されるカエル料理。ハブなのにカエルが苦手だそうです(笑)!

(2015.12.04 相愛会総轄実行委員長 澤田伸史)

★★★「真理の言葉」★★★

あらゆるものが互に栄えながら楽しく暮せる世界が心から望まれます。
私たちは、人様のお役に立ちたいという素晴らしい心をもって生まれていることを今一度ふり返ってみて、地球の一員として自然界をも含め、人々の生活のため何をすればよいか、日々の生活の小さなことにも心がけて努力してゆきたいものです。
(『やさしく呼んであげて』156頁)

自分にできることを考え、はじめの一歩を踏み出すことが大切です。信仰者としての生き方を、生活に実践していきましょう。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です