相愛会・栄える会推進課の尾身和洋です。
雑誌『プレジデント』で脳科学者の茂木健一郎氏の記事を読みました。
脳には男性脳、女性脳があって、ストレスなどの癒やしの過程にはそれぞれ特徴があると書かれてありました。
何でも女性脳は人にたくさん話しを聞いてもらうことで癒やされ、男性脳は一人で過ごす時間を持つことで癒やされるそうです。
(女性)「話しを聞いてもらいたい」
(男性)「一人で時間を過ごしたい」
このように特徴の違う男女が将来、結婚することになる訳です。
どうすれば調和ある家庭生活を営めるようになるのでしょうか?
メジャーリーガーのイチロー選手は目力を強くして奥さんのお話しを聞いているそうです。
しかし、実際にはよく聞いていないとのこと。
ところが、そうすることで、奥さんは話しを聞いてもらっていると錯覚を起こし、スッキリするそうです。
私の体験から申し上げますと、夫婦の調和のためには『日時計日記』を付け、お互いが「美観」を深め合うことをお勧めします。
かつての私は、美しいものを見ても表現力が乏しく、花や絵画などを見ても「きれいだね!」などという表現をあまりしませんでした。
ところが、『日時計日記』を付け始めると、色々な場面で「美」に気づくようになり、自然と感嘆の表現ができるようになりました。
妻は以前から望んでいたようで、変わった私のことをとても喜んでくれました。
ある日のことです。
白鳩会の方から蕾のついた水仙の花をプレゼントされました。
数日後、花を咲かせたことを、妻は眼を輝かせて報告してくれました。
その鉢を眺めながら、言葉を交わさずとも夫婦で感動し合い、スマートフォンで二人楽しく写真を撮りました。
この出来事を通して、神性表現の表れでもある「美観」を深め合うことにより、夫婦がますます調和できることを知りました。
<アクション>
『日時計日記』にほんの小さな感動を記すようにすると、家族間で大きな喜びや感動が生まれ、家庭の調和につながります。
『日時計日記』を日々の習慣とすることで、日常の喜びを深め合いましょう。
(2016.02.12、相愛会・栄える会推進課 尾身和洋)
★★★「真理の言葉」★★★
あなたが祈るとき、まだ叶わない希望を懇願するような祈りをやめましょう。「神よ、既にわが希望を叶え給うた事を感謝します」と唱えて既にその希望が実現している光景をありありと思い浮べて、それをハッキリ既に受けた感じを強く起こして、それに対して神に対して感謝することに致しましょう。
(『新版 栄える生活365章』30頁)
神様の御心に応えるような正しい希望は実相の世界では叶えられています。
毎日怠らず、“善一元”の神様に感謝の祈りをいたしましょう。