ライフスタイルの転換~エコライフ編~

「第8回生長の家 相愛会・栄える会合同全国幹部研鑽会」活動事例発表

2016年6月17日  

<本号の内容>
・「第8回生長の家 相愛会・栄える会合同全国幹部研鑽会」活動事例発表
・真理の言葉
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今号は、「第8回生長の家 相愛会・栄える会合同全国幹部研鑽会」で発表していただいた埼玉教区 岩間友幸さんの活動事例発表をお届けいたします。

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2年ほど前から、省資源、低炭素の生活法として、親子で楽しみながら実践している自転車の活用について発表させていただきます。

私は小学4年生から生命学園で学び、中学卒業から航空自衛隊に勤務、現在に至っています。ここ10年は転勤の間隔が1、2年と非常に短いために、通勤時間が延びてもいいので、引っ越しをしない方を選択しています。
ところが平成26年9月に、自衛隊で防災訓練の一環として、公共交通機関が途絶しても出勤できるようにと、職場まで歩く訓練があったときに、私は隊長を拝命していたものの、19キロの道のりのために最後に出勤する結果となってしまいました。
「先頭で指揮を執るべき立場の自分が、最後に到着するのはまずい!」
その後、自転車の利用を考え始めました。

ちょうどその頃、”森の中のオフィス”で開催される「自然の恵みフェスタ2014」の中の自転車イベント「天女山ヒルクライム」に誘われ、当時中学1年生だった息子と参加することにしました。普段から息子には「取り返しのつく失敗は何回やってもいいから、何でもチャレンジして、やってみなさい」と言っていましたので、息子としては「ヒルクライムも完走を目指したい」とのことでした。
当日、坂道をひたすら登るのは大変でしたが、苦しい中でも自分の体が絶妙なバランスの中で動き、自分に宿る”神の子・無限力”が発揮されていることが実感できました。また、美しい紅葉と青空が私のいのちを祝福してくれているようで、清々しい気持ちでゴールしました。息子も途中で少し歩いたようですが、完走することができました。

便利さに慣れ過ぎていた私は、埼玉教区の「SNI自転車部員」のアドバイスを受けて、悪路でも走れるマウンテンバイクを購入、19キロの通勤に挑戦することにしました。
まず、週末に家内のママチャリで脚に負荷をかけつつ、走ってみました。信号が少なく、自転車用レーンのある走りやすい道を探し当てると、1時間足らずで行けることがわかり、大きく迂回するために1時間半かかる鉄道経路よりも早いことがわかりました。
自家用車よりバスや鉄道の方がより低炭素かも知れませんが、自転車はそれ以上に低炭素の乗り物です。さらに体重が減って体も軽くなるし、お通じは1日複数回はあるし、何より走っているときは無心になって、右脳を活性化できるというメリットがあることにも気付きました。

これに気をよくして、第2回の「天女山ヒルクライム」にも親子で参加を申し込もうとしましたら、今回は埼玉県秩父山中で教区の予選会があるとのことでした。同じ埼玉教区の自転車部員との激戦の末、息子が2位、私が3位と、二人とも無事に予選を突破することができました。少しずつ私を超えようと努力している息子の姿を見て、「よくぞ我が家に生まれてきてくれた」と神様に感謝する気持ちで一杯でした。
昨年10月に開催された「自然の恵みフェスタ2015」の「天女山ヒルクライム」にも親子で参加し、前年の自己記録を更新して、完走することができました。埼玉教区の素晴らしい仲間だけでなく、世界から集まった仲間とともに、同じ志を持ちながら駆け上がることができたことは、何にも増して嬉しいことでした。

さて、他に私にできることは何かないだろうかと常々考えています。
私は毎朝、テレビで世界のニュースを見るのが日課で、世界各地で起こる災害、南極や北極の氷が溶けている有様を頻繁に目にするようになっています。地球温暖化が進む中、生長の家が提唱する低炭素のライフスタイルの実践は、先駆的な取り組みだと思います。信仰者として、全てのことを自分事としてとらえ、自分にできることを一つひとつ実践していかなければならないのではないかと考えています。

そんな思いから、18年間、大切に乗ってきた自家用車をハイブリッド車に買い換え、20年間、いつも一緒だった冷蔵庫を省エネタイプの製品に変えました。また、不要な物は買ったり、もらったりしないように心がける。そんな生活を家族で協力しながら、進めています。
単なるコストカットのためではなく、四無量心の実践として自分の生活を見つめ直す。そのような活動を、今後も愛する家族や、この幹部研鑚会に参加している全国の同志の皆さんとともに力強く推し進めてまいります。

(2016年4月30日開催の「第8回生長の家 相愛会・栄える会合同全国幹部研鑽会」の活動事例発表より)

(2016.05.27、相愛会・栄える会推進課)

★★★「真理の言葉」★★★

将来の「幸福」のみを追求するに急であって、現在受けている「幸福」に感謝することを忘れてはならない。今ある「幸福」を感謝して有効に使わなければ、次なる「幸福」が花咲き、実を結ぶことはできないのである。今ある「幸福」がどんなに小さいものであるにしても、それは次なる一層大なる「幸福」が発展する基礎となるものである。
(新版『希望を叶える365章』264頁)

 幸せとは“気付くこと”です。私たちは多くの幸福を既に与えられています。それらの幸福を認める“日時計主義”を日々実践していきましょう。


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