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奉職のごあいさつ/中井憲治(なかい けんじ)

2016年7月16日  

相愛会・栄える会推進課に奉職いたしました奈良教区出身の中井憲治(なかい けんじ)です。
私は平成20年に妻の勧めで生長の家の真理に触れることができました。

それまでの私は、家族もあり、働ける職場もあったにも関わらず、周囲の幸せそうな人を見ては、自分の境遇を嘆いてばかりいました。
そのような私でしたが、『生命の実相』を拝読させていただいたおかげで、神様は私の考えを180度転換させてくださいました。

特に「環境は心の影」という言葉が私の心に響きました。
自分に自信が持てず、劣等感に苦しんでいた時期も、神様は常に愛を与えてくださっていたことに気づきました。
全ての出来事の中に宿っていた神様の愛に気づくことができなかった私が悪かったのだと知り、家族や職場の皆さん、お客様、日々出会う全ての人を礼拝しようと心に決めました。

家族はもちろん職場やお客様、街で出会う人たちに「ありがとうございます」の心で接している内に、私と同じいのち、共通的生命を感じとれるようになりました。
この世界はみなバラバラのいのちを生きている繋がりのない冷たいものではなく、一つの大きないのち、神様の生命をお互いに生かし合っている素晴らしい世界であり、その世界に私も神の子として生かされているのだと喜べるようになったことで、私の人生は大きく変わりました。

私が所属していた奈良教区は、本当に素晴らしい方ばかりでした。
地元の明るい誌友会、壮年層による活発な活動、そして講習会に向けての推進活動と、奈良教区の皆さんはそれぞれの活動を通して、私に素晴らしい経験や気付き、そして貴重な思い出を与えてくださいました。
奈良教区の皆様、本当にありがとうございました。

このたび、生長の家国際本部への奉職という使命を与えていただき、これからは全国の相愛会・栄える会の皆様と、信仰の喜びを共に分かち合いながら、人類光明化運動・国際平和信仰運動の表現者として、皆様のお役に立てるよう気持ちを新たに精進させていただきますので、何卒よろしくお願いいたします。

<アクション>
神の子である私たちは、それぞれが皆、人生の主人公です。
神様から与えられている素晴らしさを表現するために大切なことは、感謝と祝福の心です。
人間だけではなく、動物や植物、自然界の中のあらゆる存在に対して、感謝と祝福の心を表せば、自他一体の素晴らしい世界がきっと広がってきます。
(2016.06.17、相愛会・栄える会推進課 中井憲治)

<アクション>
私たちが「倫理的な生活者」として、飢餓で苦しむ人々や他の生物、地球環境のことに配慮して、低炭素の生活を送る根本となるものは、人間の「本心」を活かして生きるということです。
さらに、そのような内在する良心を活かした生き方をすることは、私たちにとっての生きがいにもつながるのです。

★★★「真理の言葉」★★★

今、新生せり。こう云う考えは、私達を清らかな新生活にまでおし進める力をもっているのである。だから新年でなくとも、つねに今、新年だ。今、新生だと常に考えることはまことによいことであるのである。吾々は毎日新生するのである。毎朝毎朝が新生である。
(『新版 幸福を招く365章』4頁)

私たちは日々、新生しています。
過去の出来事にとらわれることなく、毎日、神想観を実修して、神の子として再出発いたしましょう!
常に「今」が新生活の始まりです。


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