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自然界はいつも美しい

スタッフから

2021/11/25



 私が勤務する生長の家森の中オフィス周辺では、美しい紅葉が見られます。今回の記事で、皆様にもその美しさを共有したいと考えていたのですが、あっという間に葉っぱは散ってしまい、撮影する機会を逃してしまいました。上の写真は、自転車で自宅周辺に出かけた時のものです。

 どんな記事を書こうかと思い悩みましたが、「後悔先に立たず」ということで、ひとまずオフィスの森の中を歩いてみようと思い立ちました。

 外の様子を伺うと、天気は雨。その時私は反射的に、「最悪のコンディションじゃ無いか!」と考えてしまいました。日を改めようかとも考えましたが、雨でも出会えるステキな景色があるかもしれないと、わずかな希望を胸に森へと出かけました。
 傘に当たる優しい雨音を聞きつつ、森の景色を見るとも無く眺めながら、次のようなことを考えていました。

「この雨が、草や木を育ててくれ、私たちに恵みをくれているんだなぁ。この大地に浸透して地下水となって、私たちの命の水として循環してくれているんだなぁ」

 そんなことを考えていると、気温は低くて身体は冷えても、心は温まっていくような感覚がありました。そして、やはり美しい景色に出会うことができました。

苔の岩の絶妙な配置に美しさを感じました。



苔が小さな森のようです。



上を見上げたら、モノトーンの美しい景色が。雨だからこそ撮影できる写真。



突然あらわれたシダ植物に、目を奪われました。


 色を無くした森の中で、紫色の実を付ける木が目に飛び込んできました。「ムラサキシキブ」。何度となくこの森は歩いていますが、見つけたのははじめてです。紅葉が終わった後だからこそ、見つけることができたのだと思います。


 「最悪なコンディション」と思ったのは、「写真が撮りづらい。暗い。寒い。」など、私の勝手な考えだと気づきました。もっと、私たち人間が、自然界に寄り添って、自然界の素晴らしさを発見するような気持ちになれば、季節や天候や時間などに関係なく、その時々の美しさで、自然界は私たちを迎えてくれているのでしょう。

 このような気づきを得られたのは、雨のおかげかもしれません。私にとっては、「最高のコンディション」だったのです。

 谷口雅宣生長の家総裁の「九折スタジオ」に「水流を考える」という10分ほどの動画があります。私はこの動画を見て、雨の日にできる自然界と人工の水流の違いから、自然界の素晴らしさに改めて気づかされました。

 また、谷口雅宣生長の家総裁の著書『日々の祈り』の「雨の恵みに感謝する祈り」からも、雨の有り難さを感じることができました。合わせて是非、ご覧ください。

※『日々の祈り』はAmazonで購入できます。

 この美しい自然を後世に残していくためには、二酸化炭素を削減し、自然エネルギーを拡大することが必要です。そのための「自然エネルギー拡大運動」にご協力いただける方は、こちらからご参加いただけます。 (環境共生部 中根敏也)