生長の家 自然エネルギー拡大運動 募金のご案内サイト

芒種(ぼうしゅ)

スタッフから

2020/06/15

 私は6月4日(木)が休みだったので、菜園の草取りをしました。ちょうど菜園を拡張したゴールデンウイークからひと月たったところです。

(5月13日の「えねにっき」ご参照)

 
 
 草取りの後、俳句を趣味にしている私は、次のような俳句を作りました。

豆を播き芒種の雨に打たれけり  (伸)
樹々の間の水みづみづし芒種かな (伸)

 俳句の季語は芒種(ぼうしゅ)です。角川の俳句歳時記によると、「季節は夏(時候)。二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつで、新暦6月5日頃にあたる。禾(のぎ)のある穀物を播く時期の意から。このころから田植えが始まり、天候は梅雨めいていくる。」と書いてあります。まさに今頃の時期に当たります。
 この菜園があるのは標高千メール。今は新緑が眩しく、色々な鳥がひっきりなしに来て一日中鳴いています。心地よい風に吹かれていると時間を忘れます。

5月の菜園 5月の菜園
6月の菜園 6月の菜園

 私の菜園では、上の写真にあるように、右から、トマト、なす、ミニトマト、ピーマンが大きくなってきました。5月に根を植えたみょうがも今は芽が出て伸びてきました。今回はエンドウ豆の種も播きました。6月の写真の左奥の緑色になっている所です。鳥が来て掘り返さないために草をかけてあります。写真の奥の方は、下仁田ねぎ、つつみ菜、つるまめ、やまうど、大葉、あしたば、それからスパイラルガーデンにして植えていたハーブを菜園の拡張のときに、奥の方に移植したものが残っています。ハーブは、冬の間にローズマリー、レモングラス、カモミール、パセリ、ラベンダーはみな枯れてしまいましたが、ハーブセージとミントのふたつが、氷点下にもなる冬を越しました。ハーブセージは今、紫色のきれいな花を咲かせています。

ハーブセージの花 ハーブセージの花

 もっかの課題は土作りです。と言っても化学肥料は使いたくありません。化学肥料は、その時は植物の栄養になっても結果的に土を痩せさせて、土の中の生物の多様性も壊すことになるからです。どんな有機肥料がよいのか、土を良くしていくにはどうしたら良いかをもっか調査研究中です。理想は土の中の微生物や虫やみみずなどの生き物に協力してもらって作る土作りです。調査研究して何か解ったらまた報告いたします。ではまた。

(桜井 伸)