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「福島・西郷ソーラー発電所」の発電電力はどこに?

福島・西郷ソーラー

2021/05/21

 生長の家が取り組んでいる脱原発(No-Nuclear)、自然エネルギーの利用と、低炭素(Low-Carbon)のライフスタイルの普及」を目的に、生長の家のSNI自転車部のメンバーが、2021年4月17日~20日、4月24日~26日の日程で、「生長の家国際本部“森の中のオフィス”」(山梨県)から、福島県まで自転車でバトンをつなぐノンロックリレーを開催しました。

 そのゴールが、本ホームページに掲載されている「生長の家 福島・西郷ソーラー発電所」でした。

<西郷ソーラー発電所の写真 遠くに見えるのは那須連山> <西郷ソーラー発電所の写真 遠くに見えるのは那須連山>

 このリレーは、Facebook上で要所要所でライブ配信がされるなど、情報発信型のイベントとして取り組まれましたが、視聴者の中から福島・西郷ソーラー発電所について以下の質問がありましたので、回答とともに紹介いたします。

 質問は、「生長の家・西郷ソーラー発電所で発電した電気は、結局どのように使われるのか? 誰が使っているのか? 生長の家の信徒だけが使えるのか?」というものでした。

 回答は、以下のとおりです。
 「福島・西郷ソーラー発電所」では、2021年5月現在、大手電力会社から新電力会社(みんな電力株式会社)への売電切替手続きを行っております。手続きは6月中に完了する予定です。
 これにより、自然エネルギーによる発電所を拡大していきたいと考えている新電力会社に電力を買い取ってもらい、その会社と契約しているユーザーの方々に電気を使ってもらえるようになります。
 「自然エネルギーの電気を使いたい」「自然エネルギーの利用を拡大したい」という志をもっている方々が、私たちの「福島・西郷ソーラー発電所」の発電電力を使ってくださるということになるわけです。

 「福島・西郷ソーラー発電所」の開設当初からの発電量は、以下の年別・月別発電実績のグラフのとおりです。
 2020年は840,485kWhを発電しました。世帯当たりの年間電力使用量に換算すると194世帯分の発電となります
 また、太陽光発電は日射量が多いほど発電量も多くなりますので、月別に注目してグラフを見ると4月、5月に発電量が最も多くなることが解ります。

<「生長の家福島・西郷ソーラー発電所」発電量のグラフ> <「生長の家福島・西郷ソーラー発電所」発電量のグラフ>

 生長の家の“自然エネルギー拡大運動”では、本Webサイトのホームページにある「京都・城陽メガソーラー発電所」「福島・西郷ソーラー発電所」「大分・別府地熱発電所」の3カ所の発電所を建設しましたが、これらを含め、生長の家の事業所全体と、会員の自宅に設置している太陽光発電装置を合計した総発電出力は、すでに15,013kW(2021年4月時点)に上っています。

 また、生長の家では生長の家の組織の会員に対して、太陽光発電装置には1kW当たり2万円、リチウムイオン蓄電池には1kWh当たり1万円の導入助成を実施しています。
 さらに、生長の家の関連事業所や会員に対しては、原発由来ではない再生可能エネルギーの電源比率が高い新電力会社の利用を推奨しています。
 これらにより一層、自然エネルギーの拡大を進め、社会の低炭素化に寄与するとともに、「脱原発」と「地球温暖化の抑制」の実現を目指してまいります。

                   (環境共生部 桜井伸)