オーガニック菜園に取り組んでいる生長の家の組織会員のサイトです

わたしたちのめざすOrganic Lifestyle(オーガニックなライフスタイル)とは。。。


  ノーミートの食生活を心がけ、野菜や穀物については、有機農法によって自ら栽培することに挑戦し、それらを収穫し食すことで、地域と季節に即した自然の恵みの有難さを味わい、地域の人々とも共有するライフスタイルです。
  また、食材を購入する場合は、地産地消・旬産旬消を心がけ、フードマイレージの低いものを選び、化学肥料、農薬など、化石燃料由来のものをなるべく使わないものを選択することが、自らの健康のためだけでなく、環境や社会に配慮した、人にも自然環境にも優しいライフスタイルをめざしています。

2023.02.21「どんな食品を選んでいますか?」

お店にお買い物に行くと、調味料やドレッシング、惣菜や冷凍食品など、様々な食品が並んでいます。皆さんは、どんな食品を選んでいますか?カロリーや値段、見た目など、食品を選ぶ際に様々な点を考えて購入されているのではないでしょうか?

 

生長の家では、同じ生命を持つ動物の殺生を避けるという宗教的な理由と、地球環境への配慮という2つの観点から、肉食を控えることを推奨してきましたが、2023年2月に「本部練成会」という、合宿形式で教えを学び実践するつどいにて提供される食事について、以下のような原則が決まりました。

 

「生長の家が日本国内で推奨する食品選択の優先順位」については、以下のサイトをご覧ください。

https://www.jp.seicho-no-ie.org/active/meal/nomeat/

 

このように、生長の家では、国産の有機食品や野菜などを選択することに加えて、調味料などの使用についても、さらに具体的な原則が決定され、より健康的なお食事が提供されることになりました。「発色剤」「着色料」「保存料」などの添加物には、発がん性やアレルギー要因になる可能性の高い物質が含まれていることも指摘されています。また、「超加工食品」(※)の食べ過ぎは、メタボや肥満の増加に拍車をかけている可能性があるという調査結果も出ています。

食の安全、健康面での影響を考えると、添加物の多い食品は控えた方がよいですね。

 

(※)糖分、塩分、脂肪を多く含む加工済みの食品。 硬化油、添加糖、香味料、乳化剤、保存料などの添加物を付与して、工業的過程によって作られる、常温でも保存することができ、日持ちする食品。

 

以下に、私の考えるおすすめの食品の選び方についてご紹介します。

 

①『原材料表示』を確認する

まずは、食品の『原材料表示』を確認して、できるだけ添加物の少ない食品を購入することをおすすめします。市販されている食品の中から無添加の食品だけで生活することは大変かもしれませんが、まず添加物を少しづつ減らすことを意識することからから始めてみてはいかがでしょうか。

 

②本当に無添加なのか確認する

「 無添加」と記載があっても何が無添加なのか、ほかの食品添加物は使用されているのかなど食品表示をよく見て確認してから食品を購入していく事をおすすめします。例えば、「着色料不使用」と書いてあっても、着色料を使用していないだけで、他の食品添加物が使用されているかもしれません。

 

③生産元がわかる食品を購入する

おすすめの選び方3つめは、どこでどのように作られたのか生産元がわかる食品を購入することです。「無添加」と表示された食品でも、食品を作るプロセスで微量の添加物が使用されている食品の可能性もあります。 そのため、その食品がどの生産者が、どのような工程で、どこで生産された食品なのか確認することで、より安心して食品を購入できます。

 

また、店頭のみでなく、インターネットでの買い物の際にも「原材料表示」を見るようにすることで、知識も増えてくると思います。 どんな食品を選ぶのかは、家族や自分の身体に大きな影響があります。すでに取り組んでおられる方もいると思いますが、例えば、調味料を購入するときは国産原料や無添加のものを選ぶ。冷凍食品や惣菜類の使用は控える。ドレッシングなども既製品を使用せずに手作りしてみるなど、可能なところから変えてみてはいかがでしょうか。

 

皆さまが益々健康でお元気でありますように!

 

SNIオーガニック菜園部事務局長 松尾 憲作


2023.02.03冬の定番料理は何ですか?

こんにちは、オーガニック菜園部事務局の勅使川原 奈実(てしがわら なみ)です。年が明け、まだ来ぬ春が待ち遠しく感じられます。寒さがいっそう厳しくなってまいりましたが、寒いからこそ食べたくなるものもありますね。皆さま、何が思い浮かびますか?菜園部グループ(メンバー限定、非公開)の投稿には、冬ならではの食材や身体を温めてくれるお料理が登場しています。

 

 


◇晩秋から春先にかけて甘くなる
11月~2月頃が旬の長ネギは、白い部分に多く含まれるアリシンが身体を温め、血液をさらさらにするなど良い効果を与えてくれるといわれています。村松みゆきさんは、長ネギをたっぷり使った「ネギのポテトグラタン」を投稿してくださいました。

 

 

 

寒い時期の甘みが凝縮された白ネギとホワイトソースは絶妙なのでしょうね。芽の出そうなじゃが芋も手を加えていかして使っておられ、見習いたいと思いました。

 


◇無農薬・有機肥料の野菜づくり
長ネギと同じ時期に旬を迎えるのが、冬の定番お鍋に欠かせない〝白菜〟です。寒くなるとギュッと結球し、甘さを蓄え美味しさも増すといわれています。
笠倉まゆみさんは、無農薬・有機肥料で初めて白菜づくりにトライされたそうです。種をポットに蒔いて育苗からスタートした白菜を無事に収穫された様子をご紹介くださいました。

見てください!この白菜の堂々たる出で立ちを。

笠倉さんの愛情をたっぷりいただいて、立派に育ったのでしょうね。初収穫の白菜は、いつもあたたかく見守ってくださるご両親にお届けされたそうです。自ら育てた野菜を大切な人にプレゼントできることも家庭菜園の魅力の一つですね。

(SNIオーガニック菜園部事務局 勅使川原奈実)


2023.01.01新年のご挨拶

 

 

新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましてはつつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 


SNIオーガニック菜園部長の源明子です。
2022年、皆さまにとってどんな一年だったでしょうか?

 

 

◇2022年をあらためて振り返って

 

 

 2022年はコロナに加え、2月に始まった、国際法に違反したロシアのウクライナへの軍事侵攻が、世界に驚きと衝撃を与えました。

 

 この軍事侵攻は、国連安全保障理事会の常任理事国で、かつ世界で最大の核保有国の1つであるロシアが、21世紀の現代には考えられない、他国の領土を奪うという目的の侵略戦争です。この戦争は、第2次世界大戦後、国際社会が積み上げてきた国際秩序を根底から覆しました。

 

 国内でも周辺地域の有事に備えて、岸田首相が防衛費の大幅増額を打ち出す一方、国際的な原材料価格高騰に円安の影響も加わり、エネルギーや食品等の価格の上昇が私たちの家計や暮らしにも影響を及ぼしています。

 

 この一年は、コロナや戦争といった世界規模の問題が、もはや遠くの国で起きている他人事ではなく、日本で暮らす私たちの日々の生活にも影響を及ぼしていると実感した人が多いのではと思います。

 

 

◇2023年は、他を思いやり、互いに助け合う、調和した世界をめざして

 

 

 生長の家には、世界の平和を願い、人間同士はもちろん国家間さらに自然とも調和し共生する“新しい文明”の基礎を作るため活動する3つのプロジェクト型組織(以下、PBS)があります。SNIオーガニック菜園部*1 は、そのひとつです。

 

 2022年、この3つのPBSでは、ウクライナ侵攻開始直後に、戦渦で苦しむウクライナの人々を、「人類皆同胞」と、イベント「P4Uーーウクライナに平和を」を立ち上げ、一年を通して、ウクライナ緊急支援募金を始め、様々な支援活動をに全力で取り組んで参りました。その様子は以下のリンクをご参照下さいませ。

 

 

 そのほか、コロナやウクライナ侵攻の影響を受け、生活困窮者の実態が深刻であることに鑑み*3、当部事務局では生長の家国際本部の職員に対して、定期的に食品の寄付やボランティアへの参加をよびかけ、その様子をSNS等で共有、全国の当部メンバーに「食料支援活動」の大切さを伝えました。全国各地で同様の活動が行われ、日常的な活動のひとつとして拡がりつつあります。

 

 

 2022年、コロナや戦争といった“分断”や“対立”、“孤立”を強調するような暗い出来事が印象に残っています。しかし、新年を迎えたこの機会に、気持ちをしっかりと切り換え、これからは“支え合い”や“分かり合う”調和の精神をより起こし、生長の家で説く人生の明るい面に焦点を合わせる“日時計主義”の生き方*3 を実践し、広めることが大切だと考えます。

 

 2023年も引き続き、メンバーの皆さまと共に、ウクライナの人々に心を寄せた支援活動を継続し、より一層、日常的な実践ならびに活動に、力を入れて参りたいと思います。

 

 

うさぎの耳は福を集めるといわれています

卯年が皆様にとりまして

地球全体が大調和した明るい幸多き一年となりますよう

心よりお祈りいたします。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

(SNIオーガニック菜園部事務局 源 明子)

 

 

*1 SNIオーガニック菜園部

「ノーミート・低炭素の食生活*1」をスローガンとして掲げ、以下のポイントで、日々の生活の中で実践、その普及に努めています。

 

『できるだけ「①ノーミート」の(お肉を使わない)お食事を積極的に取り入れること。また生産や輸送の際に排出される、地球温暖化の要因と言われる二酸化炭素の排出を削減できるよう、地元もしくは居住地域から近い所で生産される②「地産地消・旬産旬消」の食材を利用すること。さらに可能であれば、③無農薬・無化学肥料で野菜を育てたり、その加工品の購入をお勧めしています。』

 

生長の家公式サイト(ノーミート、低炭素の食生活)
https://www.jp.seicho-no-ie.org/active/meal/

 

 

*2 生活困窮者自立支援制度の現状について
https://www.mhlw.go.jp/content/12002000/000946392.pdf

 

 

*3 日時計主義とは?(幸福への出発)
https://www.jp.seicho-no-ie.org/radio_theme_category/%E6%97%A5%E6%99%82%E8%A8%88%E4%B8%BB%E7%BE%A9/

 

オーガニック菜園部公式サイト:
https://www.jp.seicho-no-ie.org/org-garden/

 

オーガニック菜園部単行本「“新しい文明”を築くために2 食卓から未来を変える」:
https://shop.ruralnet.or.jp/b_no=05_53102502/


2022.11.16秋の味覚をまるごといただくポタージュスープ

 

 

こんにちは、オーガニック菜園部事務局の勅使川原 奈実(てしがわら なみ)です。

11月に入り八ヶ岳南麓は紅葉のピークを迎えています。真紅に色づく山々や草木、日差しに輝く黄金のススキなど、この時期にしかみられない美しさに出合えることは秋の楽しみのひとつです。

 

◇秋の味覚といえば

 

さらに秋に旬をむかえるきのこ、栗、梨、ぶどう、さつまいも、かぼちゃなど、食材も豊富です。菜園部グループも秋の味覚を使った料理やイベントなどの投稿で賑わっています。
今日はその中から〝柿〟をつかった料理を作ったメンバーを紹介します。

「柿が赤くなると医者が青くなる」といわれるほど栄養価の高い柿。
古くから全国で栽培され親しまれており、その品種も地方によって様々ですが大きく分けると、甘柿と渋柿の二つがあります。収穫期を迎えるのは10月中旬から11月にかけてだそうです。

 

◇ポタージュに柿?!

 

ふるたけいこさんは庭で採れた柿を使って「簡単美味しい! 柿まるごとポタージュスープ」を作られました。

 

 


最初、柿のポタージュスープ?!と驚いた私。
さらにレシピを見てみると…

 

◇柿のポタージュ レシピ

 

1.柿の皮もむかず…玉ねぎ、ジャガイモもざくぎりにして
2.バターで玉ねぎを炒め、材料を入れてコンソメスープで煮て、ミキサーで撹拌するだけです。
3.牛乳を入れて、塩胡椒で味を整えます。

柿の皮もむかず…
ええ!!!柿をまるごと使っていらっしゃる!と目からうろこでした。
これまで柿は、①皮をむいて、そのまま食べる、②いただいた干し柿をおいしく食べるといったものでした。ふるたさんの投稿によると、皮には実より多くの栄養が含まれているのだそうです。寒くなるとあたたかいスープを作りたくなる方も多いのではないでしょうか。柿を皮ごと使えるポタージュスープ、レシピもシンプルです。柿色の季節のスープで食卓を彩ってみてはいかがでしょう。

 

 

 

(SNIオーガニック菜園部事務局 勅使川原奈実)

 


2022.03.25ウクライナに平和を―世界平和の祈りを共に

 

 

こんにちは、SNIオーガニック菜園部事務局の水島です。

 

ロシアのウクライナ侵攻から1カ月が経ちました。爆撃による死者の数や避難による家族との離別などを伝える痛ましいニュースに慣れることはなく、一刻も早く、現地に平和な日々が戻ることを願うばかりです。

 

 

 

◇食を通じて、奪われた平和な日常を想像する

 

生長の家では、緊急支援募金の実施を決めました。

https://www.jp.seicho-no-ie.org/news/20220316/

ニュースリリースに書かれていますように、支援を募る一方で、先行して国連WFP(世界食糧計画)に1000万円を寄付します。

 

また、地球環境等に配慮した食生活の実践・普及に取り組んでいる私たちSNIオーガニック菜園部では、メンバーが、今回の事態を受けてウクライナの食文化について調べたり、入手可能な材料で作ってみたりしていて、ウクライナをより身近に感じ始めています。実際に作ってみることで、想像力が働き、家族で食卓を囲む当たり前の日常が奪われていることをひしひしと感じ、平和を願って自分のできることを模索する気持ちがより強くなっているように思います。

 

 

 

◇広がる支援

 

先日、子供の学校の卒業式で、先生方に贈る花束を手配していて、依頼した花屋さんが、ウクライナ支援の募金に取り組んでおられることを知りました。平和を願う動きの広がりに、根源的にはだれもが平和を願っていることを感じます。

 

数日前に自転車通勤をしていて、上空にヒバリの鳴く声を聞きました。ウクライナにもヒバリはいるそうで、春分の日にはヒバリを模したパンージャイヴォロノクーを焼くそうです。

 

 

 

 

穏やかな日常が一日も早く戻り、世界が真の平和に向けて歩みだすことができるように、祈るとともに、自分のできることをしていきたいと思います。

 

 

(SNIオーガニック菜園部事務局 水島育子)

 

ウクライナ危機に関する谷口雅宣・生長の家総裁の動画
動画「ウクライナに平和を」https://fb.watch/bYzHLEprUO/
動画「ウクライナに平和を2」https://fb.watch/bYzEQrxx4o/
動画「危機を文明転換の跳躍台に」https://fb.watch/bN6lrjLPz8/
(3月1日の「立教93年 生長の家春季記念日・生長の家総裁法燈継承記念式典」における講演)
動画「自他対立の妄想を超えて」https://fb.watch/bN6s3OZCXC/
(3月11日の「神・自然・人間の大調和祈念祭」における講演)



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