佐藤白鳩会会長挨拶

 ようやく、新緑の輝く季節になりました。太陽の光を受けて輝く緑を見ていますと、とても元気が出ますね!皆様の地域はいかがでしょうか?

 現在、生長の家では、生長の家の活動から二酸化炭素を極力出さない“炭素ゼロ”の実現をめざし、“自然と共に伸びる運動”を展開しています。

 総裁・谷口雅宣先生は、“自然と共に伸びる運動”について、次のように、お説き下さっています。

 (前略)“自然と共に伸びる運動”を実現するためには、皆さま方には大いに創造力を発揮していただいて、「自然に対して四無量心を行ずる」生き方を開発していただきたい。それが結局、宗教でなければできない、自然を守り環境を大切にする生き方である。そして、我々の心の、そういう深いところまでを見据えた生き方を、大勢の人に伝えていただきたい。
 普通の環境運動では、そんなことは言いません。「自然を愛する」とは言いますが、「放つ愛」を言うためには信仰が必要です。だから、我々は信仰者として、 “本当の愛”の深い意義を心に銘記しながら、これからの二十一世紀において、自然と人間とが共存して互いに繁栄する地球を実現する目的に向かって、大いなる夢と希望をもって明るく前進していきましょう。(『“森の中”へ行く』196〜197頁)

 “自然と共に伸びる運動”の実現のためには、「仏の四無量心」の「放つ愛」の実践が大切であると、お説き下さっています。「仏の四無量心」とは慈・悲・喜・捨の4つの仏の心のことです。「慈」は「抜苦」といって、人の心から苦しみを除こうとする思い、「悲」は「与楽」といって、他の人に楽しみを与えようという心、「喜徳」は他人の喜びを我が喜びとする心、そして、「捨徳」はすべての執着を放ち、相手を自由に放つ心です。

 私達はこれまで、自然に対して、人間に都合の良い部分、利益になる部分、好きなところを自分たちの近くに持ってきたりする等して、利用するということを繰り返してきました。 このような愛し方は執着の愛で、本当の愛、神の愛ではありません。
 この「仏の四無量心」を人に対するだけでなく、さらに拡大して自然界に、自然界のあらゆる生物に対してもこの「四無量心」を現す努力をすることが大切なのですね。

 私達は、本来神の子ですから、内に「神の無限の愛」、「仏の四無量心」をもっています。自らも具体的に生活の中で「仏の四無量心」を生きて、この生き方を他の人に伝えていくことによって、私達の魂も向上すると共に、自然も共に大切にされ伸びていく、それが“自然と共に伸びる”ということなのですね。“自然と共に伸びる運動”を展開し、次世代の人々に本来の美しい地球を残してまいりたいと思います。
 皆様のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

平成24年5月20日
生長の家白鳩会会長 
佐藤香奈美











2005年4月〜2008年3月までのメッセージ


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