リサイクルのすすめ

 180cm×90cmの合板が不要になりました。粗大ゴミで出そうと思いましたが、この時、「何かにリサイクルできないかなあ」と思案。そこで、当時保育園に通っていた四男の机の製作を考えました。四男が使っていた机は、高校生になる長男が幼稚園の頃、夏休みの宿題として親子で製作した小さなテーブルでした(写真①)。四男は小学校に入学する前だったので、別の机を用意しようと思い、早速製作(写真②)。しかし合板は半分残りました。そこで、リビング用の小さなテーブルも製作(写真③)。結果、2つの物を新しく産み出すことができました。

写真① 四男が以前使っていたテーブル
写真② 合板をリサイクルして制作した四男の机
写真② 合板をリサイクルして製作した四男の机
写真③ 余った合板で作ったリビング用テーブル


 「不要になった物は捨てるしかない」とつい思ってしまいますが、その前に「何か」に使えないか考えてみるのは楽しいことです。また、何らかの手を加えてリサイクルしたものは愛着もわき、長く使うことにもつながります。写真①の古いテーブルは、今も屋外用の作業台として活躍しています。


 (國分祥行・SNIクラフト倶楽部)

『白鳩』誌No.88(2017年7月号)「つくる、祈る、日々の生活 No.12」

※この記事は2017年に執筆したものです