初めてかんたん!15分でできる指編み・麻紐たわし

編み物」と聞くと、時間がかかる・難しそう
そんなイメージを持つ方も多いかもしれません。

今回ご紹介するのは、道具不要、短時間でできる麻紐たわしです。

初めての人は15分~、慣れてくると1個10分ほどで完成します。
食器用たわしから、他の用途にも使えます。

石油由来のスポンジは、使用していくうちに、
ゴシゴシと擦れたスポンジ表面・毛羽立ったアクリルや、
ほつれたネット、小さなプラスチックの粒子や繊維などが排水溝へ流れて、
マイクロプラスチックによる海洋汚染の問題にも。

自然素材なので、環境にも負荷が少ないこともうれしいですね。


用意するもの

・麻紐(できれば国産、または国内製造のもの) 約4メートル

・はさみ

・メジャーまたは定規(なくてもOK)


所要時間

初めての人で15分(慣れると10分)


つくり方


こちらからも作り方を見られます!

青字の時間をタップすると、ピンポイントで動画の手順に飛ぶことができます

0:08 完成品はこちら


0:15 用意するもの


0:27 (1)麻紐を4メートルにカットします


0:35 (2)紐のはしを10cmほど残し、親指に紐をかけます。最後にはずしやすいようにキツく結ばないことがポイントです。


1:14 (3)人差し指の腹(内側)から各指に交互に紐をかけます


1:21 (4)指までかけたら折り返します 。交互に紐をかけます。


1:31 (5)編んでいない紐は、手のひらの上へ


1:37 (6)親指と人差し指の間の紐を引っ張り、人差し指をくぐらせて、紐を人差し指の背(外側)に持っていきます


1:50 (7)編んでいない紐の下から指を入れて、中指にかかっている紐を引っ張り、中指の背(外側)に持っていきます


2:06 (8)薬指の紐をひっぱり、背(外側)へ持っていきます


2:19 (9)続けて小指も編みます


2:43  小指まできたら、編んでいない紐は手のひらの上へ


2:48  小指、薬指、中指・・・と順番に編んでいきます


3:46  人差し指まで編んだら、再び折り返して人差し指、中指・・・と順番に編みます


5:26  これを繰り返し、計7往復ほど編みます 。(手の大きさや紐の緩さで異なります)


6:12 (10)紐の端が残り10cmくらいになり、人差し指または小指まで編んだら、作業を止めます


6:21  小指(または人差し指)の輪を外して、紐の端を輪に通します 。紐の端は、輪の上下どちら側から通してもOK。


6:44  他の指も一本ずつ外して、輪に紐を通します(親指以外)


7:24 (11)両端の紐を左右に引っ張ります


7:48 (12)根元で2回、本結びをします


8:15 (13)最後につり下げ部分の輪を作ったら完成です


こちらもおすすめ!

かぎ針で編むコットンたわしのつくり方


(SNIクラフト倶楽部)

子どもの「マイクロプラスチック」問題への興味に向き合うヒント


1.子どもにマイクロプラスチック問題をどう伝えるか

娘と近所の図書館へでかけたある日。
好きな絵本を借りて、受付で手続きをしていると、
娘はエコ関連の本を並べた特設コーナーから、
ゴミとリサイクルに関する本を持ってきました。

ペラペラとめくって、結局は借りずに自ら本棚にしまいましたが、
興味を持ち始めているのかな?と感じました。

その後も、コンビニ前や道端にゴミが落ちてると
「ねえ!ゴミ落ちてるよ!!」とみつけては教えてくるのでした。

しかしかばんの中にはゴミ袋や手袋、トングを入れていないので、
「次またゴミ袋持ってるとき拾おうね」
と言いながらモヤモヤ。

別の日も「ねえ!ゴミ落ちてる!!」「お母さん、落ちているのになぜ拾わないの」が数度も続きました。

その度にゴミ袋を持ってない(いや、持ってないことを理由に拾おうとしない)自分にモヤモヤしていました。

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2.ゴミ拾いがきっかけで始まった、娘の興味

これより遡ること1ヶ月前。
もともとのきっかけは、娘とお友達親子とごみ拾いをしながら、散歩したときの事。

「道にゴミが落ちてるとね、それが風や川に流されて海に行って、ゴミが小さく削れて、
お魚が食べちゃってお魚しんじゃうんだよ」そう話かけながら、ゴミ拾いをしました。

その後、保育園の駐車場や道端にゴミが落ちてると
「ねえ!ゴミ落ちてるよ!!」とみつけては教えてくる娘。

ある日、自宅の本棚から『クジラのおなかからプラスチック』の本を取り出し、
なにやらペラペラ眺めていました。
海中に捨てられた網に絡まった亀や、ビニール袋に絡まった海鳥の写真をみて、
「かわいそう」と漏らしていました。

※書籍に実際に掲載されている写真とは異なります

5歳ながら、いろんな点と点が繋がって、どういうことか理解しようとしてるのか、
どこまでか分からないけど、娘の興味に向き合ってみようと思い、
以下の3つのことをやってみることにしました。

①一緒に外でごみ拾いをしてみる
②絵本を一緒に見る
③自宅で「ごみを減らす」「プラスチック使用を減らす」

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3.マイクロプラスチックとはなにか

5歳の娘にマイクロプラスチックといっても分からないかもしれないので、
「風や川に流されたゴミが小さくなって、海に出て・・・」と教えました。

そもそもマイクロプラスチックとはなにか。
「マイクロ」とは1000分の1ミリ、0.001ミリのことを指しますが、「マイクロプラスチック」の場合は、大きさが5ミリ以下のプラスチックのことを指します。

マイクロプラスチックには大きく2種類あり、


1つは製造される時点で既に5ミリ以下の小さいプラスチックです。

例えば、日本では2016年から化粧品メーカーによる自主規制が進んでいますが、スクラブという小さな粒々や歯磨き粉に使われている研磨剤のマイクロビーズのことをいい、元々小さなプラスチックとして製造されたものなので、「一次マイクロプラスチック」と呼ばれています。

2つめは、プラスチック製品が自然環境中で劣化し、粉々になったプラスチックです。

道端に墜ちているプラスチックゴミなどが紫外線で劣化したり、風で飛ばされて海や川に流れ着き、波や紫外線で劣化することでボロボロと崩れます。しかし池中や海中では長期間分解されずに残るため、これが「二次マイクロプラスチック」と呼ばれています。

これが今、プラスチックごみの中でも特に大きな問題になっているといいます。

また5ミリ以下のマイクロプラスチック以外にも、
海を漂うごみの問題「海洋プラスチックごみ問題」は深刻です。

エレン・マッカーサー財団(Ellen MacArthur Foundation )が世界経済フォーラムの支援を受け、2016年と2017年のレポートで発表した報告によると、2050年には海に漂うプラスチックごみの重量が、世界中の海の魚の総量を超えると予測しています。


漂うプラスチックごみを、餌と間違えて誤飲する生物、ビニール袋や漁業網が体に巻き付き、自分では取ることができずにいる生物、彼らはやがて、死に至ります。

さらに、最近では「ナノプラスチック」という問題も明らかになってきています。「ナノ」とは「マイクロ」の1000分の1ミリなので、更に小さなプラスチックを指し、これが体内に取り込まれると臓器に蓄積されるなどの影響があると、問題視されはじめています。

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4.なにができる?

これらをきっかけに、ゴミ袋と軍手をセットにして、鞄に入れて持ち歩くようになりました。


母がずっと「そうだね~、また今度ね~」とか「お店の人が拾うから、拾わなくて大丈夫だよ」という態度を続けることで、娘がそれで良いと思ってしまわないように、一緒に拾い、一緒に成長しようとしたいと思いました。

ただマイクロプラスチックのごみ問題は、今日明日で解決することではありません。
日常の中の小さな行動から考えることが大切だと思うのです。

だからこそ、ごみが海にたどり着かないようできることを娘に伝えたいと思いました。
といっても、頭でっかちにならず、肩の力を抜きながら、楽しく。

「ビニールぶくろをたくさんつかわない。
 ビニールぶくろのかわりに、べつのふくろをつかいます」

「なんどもたいせつにつかおう」

「うみやかわのおさかなさんをまもるために、いえのなかのゴミをへらしていこう」

理解するのに何年経ってもよいので、
一緒に楽しみながら声をかけてみよう、そう思う今日この頃です。

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(SNIクラフト倶楽部 松尾純子)


参考:

『クジラのおなかからプラスチック』 保坂直紀・著 出版社: 旬報社

『海洋プラスチックごみ問題の真実 マイクロプラスチックの実態と未来予測』著者/編集:磯辺篤彦、出版社:化学同人

エレン・マッカーサー財団「Publications The New Plastics Economy」

 環境省HP「第3章 プラスチックを取り巻く状況と資源循環体制の構築に向けて」)

森の中のゴミ拾い

ゴミがいっぱいだった森の道

 こんにちは、SNIクラフト倶楽部の中井です。
 2020年4月、私は電動アシスト自転車を買いました。私が住む山梨県北杜市は、自然がとても豊かで美しく、のんびりとサイクリングしたら楽しいだろうなという思いから、自転車に乗り始めたのです。

 ところがいざ走ってみると、道ばたや草むらの中には、いろんな種類のゴミがいっぱい落ちていて驚きました。7年前から、住んでいる街のゴミ拾いを続けていましたので、これからは自転車に乗りながら、森の道もきれいにしようと決心したのです。


自然の生態系を守る“森の中のゴミ拾い”

 ゴミ拾いをするようになって一ヶ月が過ぎた頃、一頭の野生のシカが道ばたに捨てられた弁当を食べているのを見て、私はショックを受けました。今まで、街の中でゴミ拾いを行っていた時は、そこに住む人たちが喜んでくれたらという思いで続けていました。

 でも、自然の中でゴミ拾いを行うようになって、ゴミを拾うことは私たち人間のためだけではなく、そこに住む動物や植物の生命を守ることにつながるということに気づきました。落ちているゴミの中には、動物や植物にとっても有害なプラスチック製品やガラス瓶、空き缶なども、とても多いのです。動物がゴミの破片でケガをしたり、間違えて食べたゴミによって、消化不良で死んでしまうケースもあるということを知りました。

 また、美しい水を作ってくれるのは、川の源である森です。その森にプラスチックの容器が捨てられていることで、川から海に流れたプラスチックゴミによって川や海が汚されています。さらには、紫外線などによって劣化し、ボロボロになったプラスチックが土壌に入り込むことで、土の栄養が減り、植物の生長や土中に暮らす生物に悪影響を与えているとも言われています。このような「海洋プラスチック」「マイクロプラスチック」などの問題は、多くの学者やメディアなどが取り上げています。(参考:NHK就活応援ニュースゼミ「1からわかる!プラスチックごみ問題」



 森の中で行うゴミ拾いは、あらゆる自然の生態系を守ることができると気づきました。動物や植物、昆虫など全ての生物が平和に暮らすことができ、私自身が自然を傷つけない生き方をするためにも、今私は森の中のゴミ拾いを毎日続けています。


ゴミ拾いは嬉しいことがいっぱい

 ゴミ拾いを続けていると、嬉しい出来事もたくさんあります。私はその日によってゴミ拾いをするコースを変えたりはせずに、ずっと同じコースでゴミ拾いを行っています。毎日同じコースを走っていると、少しずつ季節によって移り変わる風景や、様々な種類の鳥や昆虫、植物に出会うことができ、自然は生きていることを鮮やかに感じることができます。


 たまに出会うおじさんから、「今日もありがとう!」ってお礼を言ってもらえたり、畑作業をしているおばさんに、「おはようございます」って挨拶してもらえたりすると、すごく幸せな気持ちになります。

 また、ゴミを拾って草むらがきれいになると、草や木やそこに住んでいる動物たちも喜んでくれているような気がしてきて、私と自然との一体感を味わうことができました。


自然と一体の喜びを生活に表現

 森の中のゴミ拾いを続けるようになって、自然に“与え返す”生き方()を自分の生活にもっと反映していきたいと思うようになりました。

 最近、具体的に変えたことがあります。拾ったゴミを入れるために、今までレジ袋を使っていたのですが、竹かごに変えました。レジ袋は石油由来であることに加え、毎回ゴミ拾い後にはレジ袋も一緒に破棄するため、もったいないと感じていました。

 しかし竹かごは、自然素材でできていることや、繰り返し使えること、最終的には土に還ることなど、自然にかける負荷が少ないです。


他にも、飲み物のボトルを自転車に付けるドリンクホルダーを竹で作りました。

 このようにして私は、自然に感謝して、自然に“与え返す”生き方を心がけることによって、今まで味わったことのなかった幸せを実感しています。

 これからも、森の中のゴミ拾いを続けながら、自然と一体の喜びを、生活に表現していきたいと思います。

(SNIクラフト倶楽部 中井憲治)

<参照>
*自然に“与え返す”生き方:谷口雅宣・生長の家総裁ブログ「唐松模様」より「自然界に“与え返す”生き方」

へちまでタワシづくり♪プロジェクト

自然素材の食器タワシのシリーズ第3弾♪

今回はなんと・・・

じゃじゃん!

へちまを育てて食器洗いタワシをつくる!

ということで、
同じ生長の家の仲間でもある、SNIオーガニック菜園部と一緒に、
ただいまプロジェクト進行中です。

SNIオーガニック菜園部が種から大切に育てた、
へちまの苗を畑に植えるのが、まずは第一歩。
今回は、へちまのツルが巻き付いて育ちやすいよう、棚を作りました

この記事では、その棚をつくった様子をレポートします。

SNIオーガニック菜園部が種から大切に育てたへちまの苗

今回、棚を作るために使った主な材料は、竹、麻、木材
私たちの活動趣旨に則って農業資材も、できるだけ自然素材を選びました


プラスチック素材は長期間紫外線を浴び続けると劣化してボロボロになり、
土壌では分解されずに、土中に残るか、水に流されて川や海へたどり着いてしまいます。


海洋プラスチック問題の現状に対して 日本の農業分野では、農業水産省が廃プラスチックの削減を呼びかける等の努力をしています。
同省のレポート(2019年)によると、日本国内の農業分野から排出される廃プラスチックの量は、農業用ハウスの面積の減少や被覆資材の耐久性向上等の理由により、全体的には減少傾向にあるとはいわれています。

このような取り組みがプロはもちろん、家庭菜園にも広がっていくといいですね。


さてさて、本題に戻って、
まずは竹の枝払いをして、竹を組みます
この竹は、山梨県北杜市内の体験型農園ビヨンド自然塾の代表でもあり、「NPO法人みんなの街」の理事長の室田泰文さんより分けていただきました。


麻ひもで固定し、ずれを防止するためにネジを打ちます。


さらに、ツルがまきつきやすいように、竹と竹の間にも麻ひもを通して


立ち上げて、畝(うね)の位置まで運びます!!


へちまを植える畝(うね)と、棚を支えるための杭の位置とを調整して・・・
打ち込みます!よいしょー!


杭にしっかりくくりつけて、

棚、完成です!


そしてお待ちかね、へちまの苗を植えます。


できたー!!

この続きは、また随時レポートしていきま-す!


乞うご期待!!

(SNIクラフト倶楽部事務局)

探す・試す・考える 素材にこだわったクラフト

前の記事でもご紹介した
亜麻(リネン)×和紙糸の食器洗いクロス

この手作り食器洗いクロスができるまで、
素材・材料選びから、使い心地の検討まで、
さまざまな苦労があったと教えてくれたのは、
SNIクラフト倶楽部のメンバーでもある
ブランドネーム「手作り雑貨ふわふわ工房」さんこと、近藤弥栄子さん(山梨在住)。

今回は、近藤さんご本人にお話を聞いてみました。

試行錯誤すること約3ヶ月

-この食器洗いクロスを手作りしようと思ったきっかけはなんですか。

近藤:
「全国のSNIクラフト倶楽部の方々が作る自然素材たわしの作品をみて、
エコたわしを作りたいと思ったのが始まりです。
ただ、麻紐は食器やフライパンが傷つかないのかな?と思い、
柔らかい生地を探すことにしました。
近所に手芸用品店がないので、

忙しい仕事・育児・家事の合間をぬってインターネットで生地を探す日々が続きました。」

-これまでどんな素材を試してみたのでしょうか。

近藤:
「最初に購入したのは、国産の麻100%の生地で、食器を洗った時に汚れが目立たない緑色を選択しました。(少しお高めの生地)
届いてみると、サラサラの質感でブラウスなどが作れそうな上質なものでした。

でも、せっかく注文したので、一応クロスを作って食器を洗ってみました。目が細かい生地だったので、水を含むとかたくなり、すべらないので、とっても洗いにくいことが判明!しかも、緑色の麻の繊維が出てきて、これは諦めました。」

-なるほど。

近藤:
「その後もネットで引き続き探し、次に注文したのは、THE麻!という感じのジュード生地です。こちらは、はさみでカットすると繊維がホロホロとほどけてきて、縫う時でさえも扱いにくく、
食器洗いにしたら、かたすぎて、器やコップの隅が全く洗えないので、こちらも諦めました。
(現在は、布の4辺を三つ折りに折り込み、 ぼろぼろとほつれないように縫って、シンクや排水溝を洗うクロスとして活躍しています)」

近藤:
「それでも諦めきれず、布製の食器洗いなどを検索していると、タテ糸は亜麻(リネン)、ヨコ糸は和紙のワッフル生地を発見しました。
お試し用に生地を購入して、早速作ってみると、今までで一番いい! 
主人の感想も洗いやすい!と高評価でした。」
(ただメーカーに問い合わせた所、製造は日本国内ですが、

リネン繊維と、和紙糸にする繊維は国産では無いため、輸入しているとのことです。)

-聞くところによると、ミシン糸もこだわったらしいですね。

近藤:
「そうなんです。普段使っているミシン糸をよーく見ると、
ポリエステルと表記されていて。
糸まで気にしていなかったと気づき、
日本製のコットンのミシン糸に変え、
すべて自然素材の材料を使うことを心がけました。」

-近藤さん、貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。


1人の行動が、まわりにも良い影響が

様々な生地や素材を試しては考えること、なんと約3ヶ月間。

この食器洗いクロス、
今では、生長の家“森の中のオフィス”内にある「SHOPこもれび」でも販売されるほか、

地元のワークショップ等で、
近藤さん自ら知人友人に作り方をにレクチャーするなど、
自然素材の食器洗いクロスの輪が、徐々に拡がっています。

また、普段インターネット上で交流する
SNIクラフト倶楽部の仲間も興味を持ち、
「自分も作ってみたい」という声も上がっています。

時間をかけ、試して作る。そして使い心地のよいものが良い

地球の未来を守りたい。
だから自然に優しい素材にこだわりたい。

そして、毎日使うものだから、使い心地がよく、
お手入れもしやすいものが良い-

地球環境の目線にも、
使う人の目線にも立った、アイディアが込められたクラフト。

そのために、時間をかけて何度も作り、試しては考え、再度作ってみる。
この繰り返しが、自然にも人にも優しいクラフトに繋がっていく-

お話を聞き、そう改めて感じるのでした。

(SNIクラフト倶楽部事務局 松尾純子)

【作り方】つくってみよう♪亜麻(リネン)の食器洗いクロス

以前ご紹介しました「自然素材の食器タワシを作ってみた」に続き、
キッチンで活躍する食器タワシのシリーズ第2弾です♪

自然由来の素材でできているもの(自然からお裾分けしていただく)、
長く大切に使ったあとは自然(土)にかえるもの、
という視点で、毎日の食器タワシも選んでみてはいかがでしょうか。

例えば、綿、麻、へちま、シュロなど・・・。
身の回りには、天然素材でつくれる日用品がたくさんあります。

そこで、
今回は、亜麻(リネン)×和紙糸でできた食器洗いクロスをご紹介します。
生地がポコポコしていて、汚れが落ちやすく、
乾きも早いので衛生的なこのクロス。使い勝手もよくておすすめです♪

また、この亜麻(リネン)×和紙糸の食器洗いクロスを作った
SNIクラフト倶楽部のメンバーのひとり、
「手作り雑貨ふわふわ工房」さんこと、近藤弥栄子さん(山梨在住) に
お話を伺うことができました♪
素材・材料選びから、使い心地の検討について、
とっておきのエピソードを教えてくれました♪
 →探す・試す・考える 素材にこだわったクラフト


亜麻(リネン)×和紙糸の食器洗いクロス の作り方

まずは材料

① タテ糸は亜麻(リネン)、
ヨコ糸が和紙糸のワッフル生地(日本製・繊維は輸入)を用意します。

② 綿100%の縫い糸
今回はオーガニックコットン100%の糸を使用しました。


③ 麻テープ(タグ部分)


  ④ スタンプ用のインク(環境に優しいインク)


作り方

① タグ部分の麻テープにを二つ折りし、輪部分の方に好きな柄をつけます。
今回は、ハンコとスタンプ用インクでハート柄をつけました。
このとき、端部分に柄をつけても、あとで縫い付けて内側に入ってしまうので注意です。
その後、着色を安定させるためにアイロンを15秒ほどあてます。(ドライ)

一番最後は、このようにタグの端は
内側に縫い込みます。
スタンプを押すのは輪の方にどうぞ

② ワッフル生地を半分に折ります。このとき、裏表は気にせず折ります。

③ 上部分の端から2目くらいのくぼみに印をつけます。
ココを横方向へ、なみぬいで縫っていきます。
最後までいったら、返し縫いします。

④ 同様に、下部分の端から2目くらいのくぼみに印をつけ、横方向に縫っていきます。上記③参照です。

⑤ 上と下が縫えたら、ひっくり返します。
アイロンをかけます(スチーム)。

まだ縫っていない縦側の端を、内側に1センチほど折り返し、その跡をつけるようにアイロンをあてます。跡がついたら全体的にアイロンします。

⑥ 初めに①でつくったタグを、縫い付けます。縫い目が目立たないので、なみぬいでざくざく。

赤いハートのスタンプがすれちゃった(涙)

⑦ かがり縫いで口を閉じていきます。タグ部分は縫い目が目立たないよう上からなみぬいします。糸を始末したらあと一息!

⑧ 最後にアイロン(スチーム)で形をととのえます。完成♪


使う時のポイント

・吸水性がいいので、縮んで一回り小さくなります。
・使用後はしっかり絞って乾かして下さい。
・油が落ちない場合は、環境に優しい洗剤をお使いください。(泡立ちません)
・定期的に天日干しにしたり、煮沸消毒すると衛生的です。

いろんな自然素材のタワシを使い分けてみよう

食器洗いは、
「洗浄力の高い洗剤×泡立ちの良いスポンジ」が
当たり前になってきている現代。

ですが、泡立ちの良いスポンジはプラスチック製の物がほとんどで、
・限りある地下資源(石油)によって大量生産されている
・ 洗いながら、生分解しないマイクロプラスチックを川や海に流してしまう
などの問題があります。

洗浄力の高い洗剤については、
ここでは詳しく説明しませんが、化学成分を使っているため、
水質を汚染し、微生物を初めとした生物に悪影響を与え、
生態系を壊すなどの問題があります。

そのため、今回の亜麻に限らず、
綿、麻、へちま、シュロなど、いろんな自然素材のスポンジやタワシを、
目的や用途に合わせて使い分けてみてはいかがでしょう。

少しめんどくさいなと思えることも、
ちょっとした環境への思いやりによって、
地球環境を守ることに繋がりますね♪

(SNIクラフト倶楽部)

【作り方】自然素材の食器たわしを作ってみた

朝・昼・夜、食事後の食器洗い。

食器を洗うスポンジ・たわしは、
家事でいつもお世話になっているアイテムです。

スポンジを買うとき、あなたは何を基準に選んでいるでしょうか。

安さ?

汚れ落ち?

それともデザインや可愛さ?

今日は、食器を洗うたわしを自然素材で作ってみたお話を紹介します。


スポンジはプラスチックでいっぱい

食器を洗うスポンジのほとんどは、プラスチックで作られています。

食器洗いスポンジの定番の素材、ウレタン・ポリウレタン
主にネットタイプのスポンジに使用されているポリエステル・ナイロン
「洗剤を使わなくてエコ」と言われてきたエコたわしのアクリルなど。

これらはすべて、石油由来の資源から作られています。

使用していくうちに、ゴシゴシと擦れたスポンジ表面・毛羽立ったアクリル、
ほつれたネット等、小さなプラスチックの粒子や繊維が、排水溝へ流れて、
マイクロプラスチックによる海洋汚染の問題にも繋がっています。


自然素材でできた たわし

かわいい、カラフル、安い、まとめ買い・・・
ついまぁいっかと思って手軽にスポンジを買う人も多いかもしれません。

ですが、

風に飛ばされたり下水に流されたプラスチック製品のほとんどは、
土に還らずに土壌汚染・海洋汚染の原因になります。

一方、もしも土壌や河川、海に流れても
(そうならないようポイ捨てをしない、ゴミを正しく分別する等が大切ですが)
天然素材の場合は自然界に還るので、環境に優しい面もあります。

そんな視点で、毎日の食器たわしも選んでみてはいかがでしょうか。

例えば、綿、麻、へちま、シュロなど・・・。

身の回りには、天然素材でつくれる日用品がたくさんあります。


オーガニックコットンでたわしを編んでみた

今回使ったのが、日本製のオーガニックコットン100%の毛糸です。

できるだけ地球環境に負荷が少ないものを使いたくて、

一定の期間、薬や化学肥料を使用していない農地で、
農薬や化学肥料を使わずに栽培されたオーガニックコットンの毛糸
を選びました。

また、この毛糸は植物の花びら、葉、茎、種、実などから抽出した染料を使用した、ボタニカル染めの糸です。

ワークショップのイベントを2回開催。たくさんの人とあみあみ。
5月にもまたイベントをします。

 今回はストロベリー・レモン・ブルーベリーのカラーを用意しました。


材料・道具

・毛糸玉(合太)2色・・・毛糸が細いので、2本取りで編みました
・かぎ針 3/0~5/0号
・とじ針(なくても大丈夫)
・ハサミ

作り方

かぎ針編みのエコたわしを作るときと同じです。
初めての人は、正方形がオススメです。

かぎ針でつくる食器たわしの作り方
※サイトの素材はアクリルですが、作り方のご参考としてどうぞ。
 毛糸は自然素材をおすすめします。


1.まずはじめに
  かぎ針の持ち方、毛糸の持ち方

2.鎖編みで作り目を20~25目編みます。(紹介したサイトでは16目編むとなっていますが、今回は毛糸が細いため、多めに編みました)
 ⇒作り目の仕方

3.2段目を細編み(こまあみ)で編んでいきます。このとき、立ち上がりの鎖を1目編むのを忘れないようにします。
 ⇒細編み(こまあみ)の基本

4.上記2.の細編みを20~25段編みます。正方形、またはお好きな大きさまで編み進めます。

5.たわし部分が完成しました。
取っ手のひもをつけたい場合は、鎖編みを10目ほど(好きな長さで)編みます。
 ⇒ひもの付け方 (リンク先サイト:正方形の作り方の⑥~⑩を参照)

6.最後の糸処理をします。
数センチ残っている糸を始末します。
とじ針がない場合は、かぎ針でも代用できます。
 ⇒糸の始末

完成です!!


他のかたちにもチャレンジ


いろんな自然素材のたわしを使い分けてみよう

実際にコットン(綿)毛糸のたわしを使ってみると、柔らかめのたわしです。

洗剤を使わずに食器を洗えます。
もし洗剤を使うなら環境によいものがオススメです。

これまで、「便利・早い・簡単」の生活に慣れてきた現代の生活。
食器洗いも、「便利・早い・簡単」と謳われたプラスチック製のスポンジで、
ごしごし・どんどん・すいすい洗ってきました。

ですがその「便利・時短」の裏側
プラスチック製のスポンジ・たわしは限りある石油資源を使っていること、
洗いながら海や川を汚している問題が隠れていることを知りました。

ここでひとつご提案です。

自然素材のスポンジ・たわしを、
目的や用途にわけて使い分けてみてはいかがでしょう。

たとえば・・・
綿は少ない汚れのお皿、
麻やヘチマは多少の汚れ、
シュロ素材の亀の子束子はお鍋や目・溝がある調理器具など。
(あくまでも個人的な感覚の使い分けです。
もっと良い方法があったら教えて下さい☆)

わざわざスポンジやたわしを持ち変えるのがめんどくさい!
と思うかもしれませんが、

そのめんどくささと、
ちょっとした環境への思いやりが、

毎日の食器洗いという習慣が変わり、
地球環境を守ることに繋がるんだなぁ

そう感じました。

           今回ワークショップで配ったメモ

(SNIクラフト倶楽部)

【作り方】キッチンで活躍 ミツロウラップをつくろう

おにぎりを包む、お皿にかける、食材をつつむ。
毎日キッチンまわりで使用しているプラスチック製のラップ。

しかしプラスチック製ラップは、
主にポリ塩化ビニリデン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニルなどが
原材料になっています。

燃やすとダイオキシンの発生につながり、
様々な添加物が使われ、使い捨てのためゴミとなってしまいます。

そこで、自然に優しく
できるだけ地球環境に負荷が少ないもの
自分で手作りできないだろうかと思い、
ミツバチの巣を構成する蝋を精製した「ミツロウ」と、
国産のコットン生地で、
繰り返し使えるミツロウラップを作ってみることにしました。

今回材料として選んだのは、国産のオーガニックコットン生地と、
日本ミツバチのミツロウ(山梨県山梨市のあじわい百花蜜さん)です。

貴重な日本ミツバチのミツロウ

これまで使い捨てしてきたプラスチック製のラップから、
繰り返し使える、自然素材のラップにシフトチェンジことで、
毎日の食事も楽しくなりそうです♪


わたしは、こんな時にミツロウラップを使っています
・おむすび、サンドイッチ、果物、お菓子等を包んでおでかけのおともに。
・お料理したあと、お皿にかけて冷蔵庫へ。
・野菜を包んで冷蔵庫または常温で保存にも。
・適度な通気性があり、食品を新鮮に保てます。

材 料

①ミツロウ
(一人あたり17グラム~足りない場合は少量足しながら。
下記② のサイズより小さい布・異なる厚みの場合、ミツロウの量が変わってきます。)

②布
(今回は35㎝×35㎝の正方形サイズを使用しました。生地の厚さは普通または厚すぎないもの)

③布切はさみ
(ピンキングハサミがおすすめです。糸がほつれにくくなります。)

④アイロン

⑤クッキングシート

⑥アイロン台(またはダンボールの上にタオルをかける)

⑦新聞紙

⑧古くなったタオル

⑨お湯

事 前 準 備♪

・食品にふれるため、布を「事前に水通し、乾かしてアイロンをかけておく事」をおすすめします。
・ミツロウが付いた手肌やアイロンの裏、はさみを簡単にぬぐうための「古くなったタオル」「お湯」を用意しておくと、便利です。

作り方はこちらから

①生地を裁断します。ピンキングハサミを使うと糸がほつれにくくなります。
今回は35㎝×35㎝の正方形サイズにしました。

②ミツロウを削ります。
うすーく、こまかく削るのがポイントです。
アイロンで染みこませやすくなります。
刻んだミツロウが大きい・厚いと、熱で溶かしたときにムラになりやすいです。

③アイロンの熱でミツロウを溶かし、伸ばしていくように生地に染みこませていきます。使用する生地のサイズと厚さで、ミツロウの量が変わってきます。
(一人あたり17グラム~ 足りない場合は少量ずつ足しながら)

アイロンの温度は、「低」~「中」に設定します。
他のミツロウラップ作りWEBサイトさんでは、「高」としているところもありますが、融点は64度前後のため、どちらでも仕上がりに問題はないと感じました。
ただ、使用する布の素材によって、高温だと適さない素材もありますのでご注意です。自然素材の綿や麻の素材は高温でも大丈夫ですよ。

④全体的に染みこませたら、多くミツロウがついているところにアイロンをあて、 まだミツロウが少ないところに伸ばしていきます。また、ミツロウが多いところは、アイロンのエッジのところでぐいぐいと掻き出してあげると、ムラが均一になります。

⑤生地を乾かします。ミツロウの融点は64度前後です。手に持った状態で30秒程すると自然に乾きます。

⑥実際に食品をつつむ前に、水洗いをおすすめします。

⑦たたむのOK!
ぴーんと堅い状態ですが、食品やお皿を包むときに、手のあたたかみでほんのり柔らかくなります。

ワンポイント♪

・アイロンにミツロウがついてしまった場合は、
作業後に①濡らした雑巾に、②熱したアイロン(スチーム機能があるものはスチームを出して)を①の雑巾にあてます。熱で溶けたミツロウを雑巾で拭き取ります。アイロンの表面の小さな凹みに入ったミツロウは、綿棒で取ることができます。

・熱に弱いので、電子レンジでチンや温かいもの(作りたてのおかずや炊きたてのご飯等)を包むのは避けましょう。

・水で洗って何度でも使えます(お湯で洗うとミツロウが溶けてしまいます)。

・環境に優しい食器用洗剤と、柔らかいスポンジで優しくなでるようにして、洗うこともできます。

・ミツロウが溶けるので、酸性の強い食材(柑橘系の果物等)を直接包むのは避けましょう。

・使用後は、自然乾燥した上で保管しましょう。直射日光を避け、風通しの良い場所で保管してください。

以前ワークショップに参加したみなさんに配付したカード

(SNIクラフト倶楽部)

布ライナーを作ろう

【作り方】For women ♡あと一歩、地球に優しい生活へ 布ライナーを作ろう

女性のための物作り。手縫いでもミシンでも。

あと一歩、地球に優しい生活へ

おりもの用のライナー

意外と、毎回使い捨てのものを買っている人も多いのではないでしょうか?

そこで、布製の何回も使える布ライナーを手作りしてみませんか?

布ナプキンを使うのはハードルが高いけど、これなら始められるかも。

手縫いでも作れてとても簡単。

市販の使い捨てのシートより、体に優しい。

手作り布ライナーで、地球に優しいエコな温活しませんか?

 

  

かわいい柄で作れば、毎日選ぶのが楽しくなりますよ。

作り方はこちら↓ A4サイズ。コピー、転載しまくってください。

ライナーの作り方

 

型紙はこちら↓ A4サイズ。「実際のサイズ」で印刷してください。コピー、転載OK。

布ライナー型紙A4

 

手縫いのイベントなどでぜひお使いください・